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血にはたらく

桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん

滞った血(瘀血)を動かす代表処方。5つの生薬だけの、シンプルな骨格。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)のイメージ

処方の骨格 ── 5

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

東洋医学には、流れが悪くなって滞った血=瘀血おけつという概念があります。刺すような固定した痛み、目の下のくま、舌の裏の血管が浮く──こうしたサインに対して、血を動かす方向で組まれたのが桂枝茯苓丸です。

桃仁・牡丹皮が血を動かし、桂皮が巡りを助け、茯苓が水をさばく。わずか5味という少なさは、それだけ狙いが一点に絞られた処方だということでもあります。

ガイドラインでの書かれ方

産婦人科診療ガイドライン(2023)は、月経困難症の項でこの処方を「考慮される」(グレードC)として挙げています。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは瘀血系の証(生理痛・肩こり・肌荒れなど)で登場します。「温めても揉んでも戻る」タイプの滞りに対する選択肢として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:当帰芍薬散とうきしゃくやくさん加味逍遙散かみしょうようさん

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この処方が合うかは、
証で変わります

いくつかの質問に答えると、あなたの不調を
東洋医学の視点から言葉にします。

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