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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 頭痛。東洋医学で調べると、こう考えられます

瘀血阻絡おけつそらく瘀血おけつ

巡りが滞り、決まった場所が刺すように痛む状態

流れの止まった血が細い通り道をふさぎ、同じ場所を刺すように痛ませている——長く続き、夜に強まる頭痛と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで巡りの滞った血(瘀血)が頭の細い通り道をふさいでいる状態です。
からだの状態血行不通けっこうふつう ── 同じ場所に滞りができ、そこだけが痛みます。
特徴的なサイン刺すような鋭い痛み痛む場所が決まっている夜に強まる長く続いている
整える方向滞った巡りを開き、通り道を通す。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学には「不通則痛ふつうそくつう」——通らないから痛むという考え方があります。気血両虚の「養われないから痛む」とは、ちょうど裏返しの関係です。

あなたは、流れが止まった血(瘀血おけつ)が頭の細い通り道をふさいでいる状態。キリで刺すような鋭い痛み・毎回同じ場所が痛む・夜になると強まるという形で出ます。何年も同じ頭痛が続いている過去に頭を打ったことがあるという背景を持つ人に多い証です。

通り道がふさがれば、そこだけが決まって痛む。滞りが頭の細い脈をふさいだ状態を 瘀血阻絡おけつそらく と呼びます。

瘀血阻絡の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、瘀血阻絡おけつそらく)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの頭痛がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

刺すような・えぐられるような痛み毎回同じ場所が痛む夜間に強まる何年も続いている顔色がくすむ・目の下のクマ肩や首のこりが強い月経痛が重い・血のかたまりが出る舌が紫っぽい・裏の血管が太い
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、滞りが長く固定された結果です。思い当たるものはありますか。

  1. 01過去の頭部・首のけがむち打ちや打撲のあと、年単位で頭痛が残ることがあります。東洋医学では、そこに滞りが居ついたと考えます。
  2. 02長く続いた冷え冷えは流れを固めます。滞りが解けないまま定着する背景になりやすい要因です。
  3. 03長期のストレス・気の滞り気が流れなければ血も流れません。滞りが長引くと、やがて血の側に固定されていきます。
  4. 04同じ姿勢の長時間作業首肩の血流が滞ったままになると、頭へ向かう通り道にも影響すると考えます。
  5. 05婦人科系の不調月経痛が重い・かたまりが出るといった状態は、体全体の滞りのサインと見ます。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(瘀血阻絡おけつそらく)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

痛む場所が動かないこと。それが、この証の決め手です。

過去のむち打ちや打撲も、この証では手がかりになります。

この証は「痛む場所が決まっている」のが最大の特徴。鍼灸では、その一点と、そこへ血を送る首肩や下肢の流れの両方に手を入れます。滞りのある場所に直接アプローチするという点で、4つの証のなかでは組み立てが分かりやすい形です。なお、頭痛は鍼灸の研究がもっとも積み上がっている領域のひとつです。片頭痛・緊張型頭痛では国際的な系統的レビューがあり、予防を目的とした受け方が検討されてきました。ただし、感じ方には個人差があります。

施術では、こんなことをします

  • 痛む一点と、遠くのツボを組み合わせる血海けっかい(膝の内側)・三陰交さんいんこう合谷ごうこくなど巡りを促すとされるツボに加え、阿是穴あぜけつ(押して響く場所そのもの)を使う組み立てが多くなります。
  • 温めながら動かす冷えが滞りを固めている場合は、お灸を併用して温めながらゆるめます。熱がこもる証と違い、温める施術が向きやすい証です。
  • 施術後にだるさや眠気が出ることがある滞りが動くときに一時的な反応が出ることがあります。予定を詰めない日に受けるのが無難です。

通う頻度と、院の選び方

固定された滞りのため、見立ては長めになります。通う回数と費用は院によって違うため、初回に確認してください。痛みの強さ・出る頻度・痛む範囲の広さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。長く続いた頭痛ほど時間がかかります。院は頭痛や外傷後の不調を扱っているか回数と費用の見通しを先に示してくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「同じ場所が刺すように痛む頭痛が長く続いている」。過去の頭部・首のけが(むち打ち・打撲・手術)は必ず伝えてください。 いつから続いているかもあわせて。

頭を打ったあとに始まった頭痛や、月単位でだんだん強くなる頭痛は、慢性硬膜下血腫などの可能性があります。施術より先に、脳神経外科・脳神経内科で画像検査を受けてください。 血をさらさらにする薬を飲んでいる方は、内出血が出やすいため予約時に必ずお伝えください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

誰にでも使える処方ではありません。

妊娠中の方、血をさらさらにする薬を飲んでいる方には向かないものがあります。

この証には「滞った血を巡らせる」ことを主眼にした処方が使われてきました。補う処方ともこもった熱を冷ます処方とも組み立てが異なり、動かす方向に振り切った構成になります。

この状態に使われてきた処方

桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん
滞りに用いられる代表的な処方。のぼせと足の冷え、月経の不調が重なるときに挙がります。
血府逐瘀湯けっぷちくおとう
頭や胸の滞りに向けて組まれた処方。長引く頭痛や胸のつかえに話題に出ます。
通導散つうどうさん
滞りが強く、便秘をともなう体力のある方に向けて使われてきました。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)桂枝茯苓丸・通導散は保険適用のエキス製剤があります。抗凝固薬・抗血小板薬を飲んでいる方は、医師のもとで相談するほうが安全です。

動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。長く固定された滞りほど時間がかかりますが、区切りを決めて必ず方針を見直してください。

滞りを動かす処方は、妊娠中・妊娠の可能性がある方には使えないものがあります。 また、月経量が多い方、出血しやすい方、血をさらさらにする薬(ワルファリン・DOAC・アスピリンなど)を飲んでいる方は、必ずその旨を伝えてください。体力が落ちている方には強すぎることもあります。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「瘀血阻絡タイプの頭痛と出た」。あわせて、頭痛が続いている年数、過去のけが、月経の状態、飲んでいる薬(とくに血液をさらさらにする薬)、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。大黄(だいおう)を含む処方(通導散)は、下痢や腹痛が出ることがあり、長く連用するものではありません。妊娠中・授乳中は相談が必要です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

瘀血阻絡という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「止めない、冷やさない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、1時間に一度立ち上がって首と肩を動かすことから。

食べ物・飲み物

巡りを、後押しする

滞りを助けるとされる食材は、香りと色の濃いものに多く見られます。冷やさないことが前提です。

  • とりたい玉ねぎ・らっきょう・青魚・黒きくらげ・酢・サフラン・シナモン・紅花茶
  • 控えたい冷たい飲みもの・氷菓・脂身の多い肉・甘いものの食べすぎ・喫煙
生活リズム

同じ姿勢を、続けない

この証で滞りを固めるのは、冷えと不動です。細切れでも動かすほうが響きます。

  • やりたい1時間ごとに立って首肩を回す/湯船に10分つかる/腰と足首を冷やさない/軽い有酸素運動
  • 控えたい長時間の同一姿勢/薄着・素足/痛む場所を強く揉みほぐすこと/睡眠不足
ツボ

巡りの要所を、じんわり温める

滞りを動かすとされるツボです。強く押すより、温めながらゆっくり刺激します。

  • この証に血海けっかい(膝の内側)・三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)・合谷ごうこく(手の甲)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

滞りを巡らせる処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん血府逐瘀湯けっぷちくおとう通導散つうどうさん
処方ごとの解説を見る →
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この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの長く固定された滞りのため、動き出すまでに時間がかかります。まず1ヶ月、冷えと姿勢を見直して「痛む頻度・痛みの強さ・痛む範囲」を記録し、変化があるかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へこの証は、受診で除外しておくべき原因がいちばん多いタイプです。 突然、これまで経験したことのない激しい頭痛が起きた/発熱と首の硬直をともなう/手足のしびれや力の入らなさ、ろれつが回らない、物が二重に見える/けいれん・意識がもうろうとする——これらはくも膜下出血・脳出血・髄膜炎などのおそれがあり、ただちに救急要請・救急受診してください。 さらにこの証にあてはまる方は、頭を打ったあと数週間〜数ヶ月してから始まった頭痛(慢性硬膜下血腫)/数週間かけてだんだん悪化する頭痛/朝方や咳・力みで強まる頭痛/50歳を過ぎてはじめて起きた頭痛/がんや免疫の病気の治療中に起きた頭痛に特に注意が必要です。まず脳神経外科・脳神経内科で画像検査を受け、原因を確かめてから東洋医学を検討してください。 標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では痰濁上擾たんだくじょうじょうも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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