
2000年の知恵の、日本での育ち方
東洋医学は、古代中国に生まれた医学の体系が、5〜6世紀ごろ日本へ伝わり、 この土地の気候と暮らしに合わせて独自に育てられてきたものです。 江戸時代には、オランダ経由の医学(蘭方)と区別して「漢方」という呼び名が生まれました。
「東洋医学」という呼び名は日本での通称で、中国では中医学、韓国では韓医学と、 それぞれの土地で少しずつ違う発展をしています。当サイトが扱うのは、 このうち日本で使われてきた枠組みです。
そして東洋医学は、過去の遺産ではありません。漢方エキス製剤は医療用として保険診療のなかで使われ、鍼灸は国家資格(はり師・きゅう師)として制度化されている──日本の医療のなかに、いまも現役で組み込まれています。

漢方・鍼灸・養生
日本の東洋医学は、大きく3つのかたちで受け継がれてきました。 当サイトの結果ページが「鍼灸」「漢方」「自分でできること」の3本立てなのは、 この3つのかたちに対応しています。
この医学のものの見方
西洋医学は、検査で「どこが悪いのか」を突き止め、そこへ治療を当てます。 東洋医学が見るのはそれとは別の軸で、「いま、からだ全体がどちらへ傾いているか」です。熱がこもっているのか、冷えて足りないのか。 流れが詰まっているのか、涸れているのか。
この「傾き」のパターンに付けた名前が証です。 だから東洋医学には、検査で「異常なし」と言われた不調にも、それを記述する言葉があります。
「異常なし」は、「異常がない」ではなく、
「その検査で見える異常はない」という意味。
別の物差しで見れば、語れることが残っている。

※ ICD-11への収載は「分類として整理された」という事実であり、効果をWHOが認めたという意味ではありません。
対立ではなく、役割分担
東洋医学は、西洋医学の代わりになるものではありません。命に関わるサインの見きわめ、 原因の特定、急を要する治療は西洋医学の領分です。当サイトの質問フローが、 必ず受診の目安(レッドフラグ)の確認を通るのはそのためです。
いっぽうで、効果の研究には症状ごとに濃淡があります。強い根拠のある組み合わせもあれば、 研究自体がまだ無い領域もある──その全体像を隠さず公開したうえで、選択肢と学びとして提示するのが当サイトの立場です。
※ この読みものは、東洋医学の考え方を学びとして紹介するものです。医療上の診断・治療ではありません。 気になる症状があるときは、まず医療機関にご相談ください。

CHECK
16の症状から選んで、8つの質問に答えるだけ。
いまのあなたに近い証の候補をお返しします。
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