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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 肩こり・首こり。東洋医学で調べると、こう考えられます

気滞血瘀きたいけつお

巡りが止まり、こりが固まって動かなくなった状態

緊張で気の流れが止まり、続いて血の巡りまで滞っている——揉んでもすぐ戻る、板のように固い首肩のこりと考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の流れが止まり、そこに血の滞りが重なって固定されている状態です。
からだの状態肝気鬱結かんきうっけつ ── 巡りが止まった場所に、滞りが居ついています。
特徴的なサイン板のように固い同じ場所が痛む夜や動かないと強まるため息が多い
整える方向止まった流れを開き、滞りを動かす。
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いま、からだで起きていること

東洋医学には「不通則痛ふつうそくつう」——通らないから痛むという考え方があります。首肩のこりは、この「通らない」がもっとも分かりやすく形になる場所です。

あなたは、緊張やストレスで気の流れが止まり、そのあとに血の巡りまで滞った状態。揉んだ直後は楽になるがすぐ戻る・押すと響く一点がある・夜や動かずにいると強まるという形で出ます。気の滞りに、血の滞りが重なった段階と考えます。

気が流れなければ、血も流れない。止まった場所に滞りが居ついた状態を 気滞血瘀きたいけつお と呼びます。

気滞血瘀の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、気滞血瘀きたいけつお)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの肩こり・首こりがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

板のように固い首肩押すと響く一点がある同じ場所ばかり痛む夜間や動かずにいると強まるストレスがかかると悪化するため息が多い・胸や脇が張る頭痛・目の奥の重さをともなう舌が紫っぽい
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、姿勢と緊張の両方から。思い当たるものはありますか。

  1. 01長時間の同じ姿勢デスクワークやスマホで首が前に出た姿勢が続くと、その一点の巡りが止まったまま固定されていきます。
  2. 02抱え込むストレス東洋医学では、感情の巡りを担うかんが滞ると気の流れが止まると考えます。緊張は無意識に肩を上げさせます。
  3. 03浅い呼吸胸まわりが動かないと、上半身の巡りそのものが乏しくなります。
  4. 04過去のけが・むち打ち打撲や事故のあと、その場所に滞りが残り、年単位でこりとして続くことがあります。
  5. 05冷えと運動不足冷えは流れを固めます。動かさない時間が長いほど、滞りが定着しやすくなります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(気滞血瘀きたいけつお)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

押して響く場所を、指で示せるようにしてください。

初回の施術は、その一点から始まります。

この証は「押すと響く一点」がはっきりしているのが特徴。鍼灸では、その一点に直接アプローチしつつ、そこへ気血を送る手足のツボを組み合わせます。指では届きにくい深さにはたらきかけられる、という考え方から、この証では鍼灸が挙がります。なお、首肩の痛みについては、偽の鍼と比べて痛みの差は出なかったという報告があり、結論は定まっていません。体質の側から組み立てる選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • こりの一点と、遠くのツボを組み合わせる肩井けんせい天柱てんちゅうといった局所に加え、合谷ごうこく後渓こうけい太衝たいしょうなど離れた場所から流れを開くツボを使います。
  • 響き(ひびき)が出ることがある固まった場所に鍼が当たると、重だるい感覚が広がることがあります。これ自体は異常ではありませんが、強すぎると感じたらその場で伝えてください。
  • 施術後に一時的なだるさが出ることがある滞りが動くときの反応として、当日〜翌日にだるさや眠気が出ることがあります。予定を詰めない日に受けるのが無難です。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。こりの固さ・押したときの痛み・戻るまでの日数を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし姿勢とストレスが変わらないと戻りやすい証です。院は問診に時間をかけてくれるか強く揉みほぐすことだけを売りにしていないかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「首肩が板のように固く、揉んでもすぐ戻る」。押すと響く場所を指で示せるようにしておくと、初回から施術が的確になります。過去のむち打ちや打撲があれば必ず伝えてください。

腕や手のしびれ、力の入らなさ(箸が持ちにくい、ボタンが留めにくい)をともなう場合は、頸椎の病気の可能性があります。施術より先に整形外科を受診してください。しびれや脱力があるうちは、自己判断で強く揉まないでください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

気の滞りと、血の滞り。どちらが強いかで変わります。

同じ肩こりでも、月経の状態まで確かめてから選ばれます。

鍼灸が外から滞りに手を入れるのに対して、漢方は毎日飲むことで「滞りやすい体質」そのものに向き合う考え方です。この証には「気の巡りを開く」「滞った血を動かす」を組み合わせた処方が使われてきました。

この状態に使われてきた処方

桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん
血の滞りが前に出るとき。のぼせと足の冷え、月経の不調が重なる場合に挙がります。
疎経活血湯そけいかっけつとう
滞りに冷えと重だるさが加わり、痛みが広い範囲に出るときに話題に出ます。
加味逍遙散かみしょうようさん
気の滞りとストレスの要素が強く、こりに気分の波が重なるとき。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)桂枝茯苓丸・疎経活血湯・加味逍遙散はいずれも保険適用のエキス製剤があり、費用を抑えやすい領域です。

動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

滞りを動かす処方は、妊娠中・妊娠の可能性がある方には使えないものがあります。 また、月経量が多い方、出血しやすい方、血をさらさらにする薬を飲んでいる方は、必ずその旨を伝えてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「気滞血瘀タイプの肩こりと出た」。あわせて、こりが続いている年数、過去のけが、月経の状態、いま飲んでいる薬・サプリ、妊娠・授乳の有無を伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ肩こりでも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

気滞血瘀という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「止めない、動かす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、1時間に一度立ち上がって肩を回すことから。強く揉むより、こまめに動かすほうが響きます。

食べ物・飲み物

巡りを、後押しする

滞りを助けるとされる食材は、香りの強いものと色の濃いものに多く見られます。

  • とりたい玉ねぎ・らっきょう・青魚・黒きくらげ・酢・シナモン・柑橘の香り・ジャスミン茶
  • 控えたい冷たい飲みもの・脂身の多い肉・甘いものの食べすぎ・喫煙・深酒
生活リズム

同じ姿勢を、続けない

この証を固めるのは、不動と浅い呼吸です。細切れでも動かすほうが響きます。

  • やりたい1時間ごとに立って肩甲骨を回す/画面を目の高さに上げる/湯船に10分/深く長い呼吸
  • 控えたい長時間の前傾姿勢/スマホを見下ろす姿勢/痛い場所を強く揉みほぐすこと/薄着
ツボ

肩と手から、流れを開く

滞りを動かすとされるツボです。息を吐きながら、ゆっくり押します。

  • この証に肩井けんせい(肩の頂点)・天柱てんちゅう(首の後ろの生え際)・合谷ごうこく(手の甲)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

滞りを巡らせる処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん疎経活血湯そけいかっけつとう加味逍遙散かみしょうようさん
処方ごとの解説を見る →
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この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの滞りを動かす方向のため、比較的早く手応えが出ることがあります。ただし姿勢が戻れば、こりも戻ります。まず2週間、姿勢と休憩の取り方を見直して「こりの固さ・戻るまでの日数」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ次のいずれかがあるときは、東洋医学の前に受診が必要です。 突然、首の後ろが激しく痛み、頭痛や吐き気をともなう(くも膜下出血や動脈の解離のおそれ。ただちに救急受診)/発熱と首の硬直をともなう(髄膜炎のおそれ。ただちに救急受診)/腕や手のしびれ、力が入らない(箸が持ちにくい、ボタンが留めにくい、コップを落とす)/両手足のしびれ、歩きにくさ、尿が出にくい・もれる(頸椎症性脊髄症のおそれ。早急に整形外科・脳神経外科へ)/じっとしていても強く痛み、夜間に目が覚める/発熱・体重減少・がんの治療歴をともなう(感染や腫瘍のおそれ)/転倒や事故のあとに始まった首の痛み。しびれや脱力があるうちは、マッサージや強い施術がかえって悪化させることがあります。自己判断で揉まず、まず受診してください。 標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では風寒湿痺ふうかんしつひも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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