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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 冷え・むくみ。東洋医学で調べると、こう考えられます

気滞血瘀きたいけつお

めぐりがつかえて、血がとどこおっている状態

気の滞りから血のめぐりまで滞り、温かさが行き渡らなくなっている——上半身はのぼせるのに足だけが冷える、いわゆる冷えのぼせの状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の滞りから血のめぐりまで滞り、温度の分布が偏っている状態です。
からだの状態血瘀けつお ── 足りないのではなく、あるものが流れていません。
特徴的なサイン顔はのぼせるのに足は冷たい肩こり・頭痛をともなう月経痛が重い・塊が出る同じ姿勢でむくむ
整える方向めぐりを開き、とどこおった血を動かす。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、血を動かすのは気だと考えます。ストレスや緊張で気の流れが止まると、血もその場でとどこおり、温かさの分布が偏るという状態が生まれます。

この証の特徴は、上はのぼせるのに、下は冷えること。顔や頭はほてってのぼせるのに、足先だけが氷のように冷たい——いわゆる「冷えのぼせ」です。足りないから冷えているのではなく、あるものが下まで流れていないのがこの証。肩こり、頭痛、月経痛が重く塊が出る、シミやくすみ、同じ姿勢を続けたときのむくみが重なります。

気が止まれば、血も止まる。あるはずの温かさが行き渡らなくなった状態を 気滞血瘀きたいけつお と呼びます。

気滞血瘀の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、気滞血瘀きたいけつお)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの冷え・むくみがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

顔や頭はのぼせるのに、足先は冷たい肩こり・首のこりが強い頭痛・こめかみの張り月経痛が重い・レバー状の塊が出る唇や歯ぐきの色が暗い・シミやくすみ同じ姿勢を続けるとむくむ手足の先が冷たいのに、体はほてる舌の裏の血管が太く、色が暗い
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、流れをせき止める生活から。足りないことより、動いていないことが問題です。

  1. 01強い緊張・我慢が続く環境東洋医学では、感情の巡りを担う「肝」が滞ると血のめぐりまで止まると考えます。この証でいちばん多い背景です。
  2. 02長時間の座り仕事・同じ姿勢動かない時間が長いほど、血はその場にとどまります。デスクワークで夕方に足がむくむ方に多い要因です。
  3. 03運動不足めぐりを取り戻すには、動かすのがいちばん直接的です。動かさなければ、滞りは動きません。
  4. 04冷やしすぎ・体を締めつける服装冷えは血を固まらせ、きつい下着や靴は流れをせき止めます。どちらもこの証を強めます。
  5. 05月経・出産にまつわる変化婦人科領域の不調とこの証は結びつきやすく、月経前後に症状が強く出る時期があります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(気滞血瘀きたいけつお)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

顔はほてる。足だけが冷たい。

この証で全身を温めると、上のほてりが強まることがあります。

この証の冷えは、足りないのではなく、流れていないタイプ。そのため、やみくもに温めるだけでは上半身のほてりが強まり、かえってつらくなることがあります。鍼灸では、上にのぼった熱を下ろしながら滞りを開き、下半身へめぐらせるという二方向の組み立てをします。冷えの証のなかでも、施術方針がもっとも分かれる部分です。なお、冷え症は西洋医学の診断名ではなく、鍼灸の系統的レビューも見当たりません。ここに書くのは「効くという根拠」ではなく、東洋医学が冷えをどう読むかという考え方です。

施術では、こんなことをします

  • 足の甲と膝の内側を使う太衝たいしょう(足の甲)で滞りを開き、血海けっかい(膝の内側)・三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)で血のめぐりを助けます。背中の膈兪かくゆを加えることもあります。
  • 灸は下半身に限って使う上半身のほてりが強い場合、上を温める施術は控えられます。「全身を温めればよい」とはならないのが、この証の難しいところです。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後肩や首のこりを一緒にゆるめる施術が入ることが多く、施術直後に足が温かくなる感覚を得やすい証です。

通う頻度と、院の選び方

流れを開く方向のため、比較的早く手応えが出ることがあります。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。足先の温かさ・肩こり・月経痛の重さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし座りっぱなしの生活が変わらないと戻りやすいため、施術と日中の運動はセットで。院は問診に時間をかけてくれるかのぼせの有無を確認して温め方を変えてくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「足は冷たいのに、顔や頭はのぼせる。肩こりと月経痛も重い」。のぼせがあることを最初に伝えるのが大事です。伝えないと、全身を温める組み立てになってつらくなることがあります。

片脚だけが急に腫れて痛む・熱をもって赤くなる場合は、施術ではなくすぐに救急を受診してください。深部静脈血栓症の可能性があります。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

冷えとのぼせの同居が、処方選びの手がかりになります。

桂枝茯苓丸・加味逍遙散。婦人科の棚で語られることの多い処方です。

この証には「血のめぐりを動かす」「気の滞りを開く」を組み合わせた処方が使われてきました。婦人科領域で語られることが多い領域で、冷えとのぼせが同居しているという出方が、処方選びの手がかりになります。

この状態に使われてきた処方

桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん
この証の代表格。冷えのぼせ、月経痛、肩こりが重なるときに古くから用いられてきた処方です。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう
手足の先の冷えがとくに強く、しもやけや冷えによる痛みをともなうときに挙がります。
加味逍遙散かみしょうようさん
気の滞りに、気分の波やのぼせ、月経前の不調が重なるときに。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)桂枝茯苓丸・当帰四逆加呉茱萸生姜湯・加味逍遙散はいずれも保険適用のエキス製剤があり、婦人科でも扱われる領域です。

めぐらせる方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

桂枝茯苓丸のように血のめぐりを動かす処方は、妊娠中の方には向かないとされます。 妊娠の可能性がある方は、必ずその旨を伝えてください。また、体力が落ちている方・出血しやすい方には強すぎることがあります。抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を飲んでいる方は、必ず医師に相談したうえで使ってください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「気滞血瘀タイプの冷え・むくみと出た」。のぼせがあること、月経痛の重さと塊の有無、肩こり・頭痛、むくみが出る時間帯、いま飲んでいる薬(ピル・抗凝固薬を含む)、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

気滞血瘀という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

  • 無料
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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「止めない、動かす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、1時間に一度立ち上がって、かかとの上げ下げを20回から。この証には、動かすことが直接響きます。

食べ物・飲み物

めぐりを助け、固めない

温めるだけでは足りません。流れを動かす食材と、香りのあるものを組み合わせます。

  • とりたい玉ねぎ・青魚・納豆・黒きくらげ・酢のもの・シナモン・紅花茶・柑橘の香り・ターメリック
  • 控えたい脂っこいもの・甘いもの・冷たい飲みもの・お酒の飲みすぎ・味の濃い食事
生活リズム

止まっている時間を、減らす

滞りは、動かさなければ動きません。この証では、運動がそのまま処方に相当します。

  • やりたい1時間に一度立ち上がる/かかとの上げ下げ/半身浴でぬるめに10分/深く長い呼吸を10回
  • 控えたい長時間の座りっぱなし・足組み/体を締めつける下着や靴/熱すぎるお風呂(のぼせが強いとき)/夜のお酒
ツボ

足の甲と膝の内側から、動かす

滞りを開くとされるツボです。少し痛いくらいの強さで、息を吐きながら押します。

  • この証に太衝たいしょう(足の甲・親指と人差し指の間)・血海けっかい(膝の内側)・三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

めぐりを動かす処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう加味逍遙散かみしょうようさん
処方ごとの解説を見る →
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この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの流れを開く方向のため、比較的早く手応えが出ることがあります。ただし座りっぱなしが続くかぎり戻ります。まず2週間、こまめに立ち上がることと半身浴を続けて「足先の温かさ・肩こり・夕方のむくみ」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へむくみは、内臓の病気のサインであることがあります。 この証でとくに気をつけたいのは次の一点です。①片脚だけが急に腫れて、痛みや熱感、赤みをともなう → 深部静脈血栓症の可能性があります。血のかたまりが肺に飛ぶと命に関わるため、その日のうちに救急を受診してください。(長時間のフライトやデスクワーク、ベッド上安静のあと、ピルを飲んでいる方、手術後の方はとくにご注意ください。息苦しさや胸の痛みが加われば、迷わず救急車を)。あわせて、②朝、顔やまぶたがむくむ/尿が泡立つ・量が減った → 腎臓の病気の可能性があり、内科で尿検査と血液検査を。③息切れがする・横になると苦しくて起きてしまう・急に体重が増えた → 心不全の可能性があり、その日のうちに循環器内科を。 また、寒がり・体重増加・強いだるさをともなうむくみは甲状腺機能低下症でも起こり、血液検査で分かります。月経痛が年々重くなる、経血の量が増えている場合は、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性があるため婦人科でご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では水湿停滞すいしつていたいも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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