乳頭の真下、肋骨のきわ。気血のめぐりが一巡りして戻る「周期の門」と書く、肝経の終点。

指で順にたどって確かめます
乳頭からまっすぐ下へ、線をイメージする
肋骨のいちばん下のふちの近く、みぞおちの斜め外
骨のきわの、やわらかいところ
見つけかた指をそろえて肋骨のふちに沿わせ、乳頭の真下のラインと交わるあたりです。深呼吸すると動く場所です。

動作ごとに分けて説明します
骨のきわに指をそろえて添え、息を吐きながらごく軽く。押すというより、手を当てて呼吸に合わせる使い方が紹介されてきました。肋骨の上は押しません。

1姿勢を整える
背すじを伸ばして座るか、あおむけになります。肩の力を抜きます。

2指を当てる
乳頭の真下のラインで、肋骨のいちばん下のふちのきわに、指3本をそろえて添えます。

3呼吸に合わせる
息を吐きながらごく軽く沈め、吸いながらゆるめます。押すより、呼吸で動くのを感じるつもりで3〜5回。

4そっと離す
最後に手のひらで脇腹全体をさすって仕上げます。左右とも同じように。
妊娠中は、おなか・肋骨まわりへの刺激の前に主治医に相談してください。脇腹の強い痛みが続くときは、押さずに受診を。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

十二の経絡をめぐる気血は、肺から始まり、この期門で一巡りを終えて、また肺へ戻るとされます。「一周期の門」という壮大な名前は、その位置づけから来ています。
肝の「募穴」──肝の気が集まる正面の窓口──であり、ストレスで気が詰まるタイプ(肝鬱気滞など)の結果ページで、足の太衝とセットで登場します。上と下から、同じ詰まりを扱う組み合わせです。
ツボは位置がすべてです
やりがち肋骨の上(骨そのもの)を押してしまう
正しくは期門は骨の上ではなく、肋骨のふちのきわのやわらかいところです。骨に当たったら、ふちに沿って指をすべらせてください。
やりがちみぞおちの中央寄りで探してしまう
正しくは目印は乳頭の真下のラインです。中央のみぞおちから探すと内側にずれます。上から線を下ろしてください。
やりがちぐいぐい押し込んでしまう
正しくは肋骨まわりはデリケートです。呼吸に合わせて軽く添える使い方が紹介されてきました。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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