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PC6手の厥陰心包経て・うで

内関ないかん

手首の内側、指3本分ひじ寄り。胸のつかえ・むかつきの文脈で、世界的にも研究されてきたツボ。

胃のむかつき乗り物酔い動悸・緊張

内関(ないかん)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    手のひらを上に向け、手首の横じわを見つける

  2. 2

    しわの中央から、ひじに向かって指3本分

  3. 3

    2本の腱(すじ)のあいだ

見つけかた手首を軽く握ると腱が浮き上がり、あいだのくぼみが分かりやすくなります。

て・うでのあたりの見取り図
て・うでのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

親指の腹で、腱のあいだへ垂直に5秒×5回ほど。乗り物の中など、座ったままでも押しやすい場所です。

  1. 内関の押し方 1:支えをつくる

    1支えをつくる

    ひじを机やひざの上に置き、手のひらを上に向けます。腕の力を抜くと圧が安定します。

  2. 内関の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    反対の手の親指の腹を、手首の横じわの中央から指3本分ひじ側、2本の腱のあいだに当てます。爪を立てず、腹の面で。

  3. 内関の押し方 3:垂直に沈める

    3垂直に沈める

    息を吐きながら、腱のあいだへまっすぐ3〜5秒かけて沈めます。「軽く響く」ところで止めます。

  4. 内関の押し方 4:同じ速さで戻す

    4同じ速さで戻す

    息を吸いながら、沈めたときと同じ速さでゆっくり離します。5回ほど、反対の腕も同じように。

強さ
軽く響く程度。痛みが出るほど押さない
時間・回数
3〜5秒かけて沈め、5回ほど。左右とも
タイミング
乗り物の中、気分が落ち着かないとき
やめるサイン
痛み・しびれが出たとき/押したあとに違和感が残るとき
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

心包しんぽうは「心を包んで守る膜」という意味の、東洋医学独特の考え方です。内関はその経絡の関所(せき)にあたります。

胸やみぞおちの「つかえ」を開く場所として古典に記載され、現代でも吐き気の分野で最も研究されてきた経穴のひとつです。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

内関についてのQ&A

よく聞かれること

乗り物の中でも押せますか?
座ったまま、服の外から片手で押せる場所なので、移動中に使われてきたツボです。ただし運転中は行わないでください。気分の悪さが強いときや続くときは、医療機関にご相談ください。
押すと指先がジンとしますが大丈夫ですか?
内関の近くには神経が通っています。ジンとした感じが強いときは圧が強すぎるサインなので、指を離して弱めからやり直してください。しびれが残るときは中止してください。
毎日押しても大丈夫ですか?
やさしく押す範囲であれば、毎日の習慣として紹介されてきました。押したあとに痛みや違和感が残るときは中止し、続くようなら医療機関にご相談ください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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