みぞおちとへその、ちょうど中間。「胃袋の真ん中」と名乗る、おなかの要のツボ。

指で順にたどって確かめます
みぞおち(肋骨が合流するところ)に指を置く
へそに指を置き、その中間を見つける
体の中心線上。軽く押すと沈むところ
見つけかた食後は避けて、空腹に近い時間に探すと分かりやすいです。

動作ごとに分けて説明します
指3本(人差し指・中指・薬指)の腹で、息を吐きながらやさしく沈める×5回ほど。強く押し込まないこと。手のひらで時計回りにさするだけでも十分とされてきました。

1支えをつくる
仰向けになり、ひざを軽く立てます。おなかの力が抜けます。

2指を当てる
へそとみぞおちの中間、体の中心線上に、指3本(人差し指・中指・薬指)の腹をそろえて当てます。

3垂直に沈める
息を吐きながら、やさしく沈めます。指が自然に沈むところまでで止めます。

4同じ速さで戻す
息を吸いながら、同じ速さで手を離します。5回ほど。
お灸冷えて弱った胃には、温灸や蒸しタオルで温める使い方が伝えられてきました。
食後すぐの圧迫は避けてください。強い腹痛・吐血・黒い便があるときは、押さずにまず受診を(結果ページのレッドフラグにも明記しています)。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

「脘」は胃袋のこと。その真ん中(中)にあたるので中脘です。胃の不調のとき最初に名前が挙がる、おなかの代表穴。
東洋医学では、みぞおちからへそまでを胃のはたらきのゾーンと見て、その中心にあるこのツボを「胃の募穴(気が集まる場所)」と位置づけてきました。
ツボは位置がすべてです
やりがちみぞおちを押してしまう
正しくは中脘はへそとみぞおちのちょうど中間です。みぞおちには肋骨と内臓が近いので、そこは押しません。両方に指を置いて中間を確かめてください。
やりがちへその近くを押してしまう
正しくはへそのすぐ上には別のツボがあります。中脘はもっと上、中間の高さです。
やりがち指を立てて押し込んでしまう
正しくはおなかは内臓が近い場所です。指3本をそろえて、腹の面でやさしく沈めてください。指先を立てて押し込む使い方ではありません。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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