背中の下部、背骨から指2本分外。「脾に注ぐ」と書く、消化の力の後ろ盾とされてきたツボ。

指で順にたどって確かめます
左右の肩甲骨の下端を結ぶ線を見つける
そこから背骨のでっぱりを、4つ下へたどる
その高さで、背骨から左右へ指2本分
見つけかたみぞおちのほぼ真裏にあたる高さです。ウエストのくびれより少し上、と覚える方法もあります。

動作ごとに分けて説明します
自分では届きにくいので、温めるのが基本です。カイロや腹巻きで「おなかと背中をはさんで温める」使い方が伝えられてきました。押す場合はテニスボールをあおむけで軽く。

1道具を用意する
テニスボールかカイロ(衣類の上から)を用意します。

2位置を決める
みぞおちの真裏あたり・背骨のわきに当てます。背骨の真上は避けます。

3体重を軽く乗せる
あおむけでひざを立て、心地よい範囲で2〜3呼吸。じっと乗せるだけにします。

4そっと外す
体を横に倒して外します。左右を替えて同じように。
お灸胃腸の冷えの文脈では、お灸・カイロで温める使い方の定番とされてきました。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

東洋医学の脾は、食べたものを気に変える消化の工場のこと。その工場に注ぐ窓口が脾兪です。
「おなかの弱さは、背中から支える」──胃腸の不調で背中側のツボが登場するのは、兪穴のこの発想によります。ひとつ下の胃兪とは隣どうしで、結果ページでもセットで登場します。
ツボは位置がすべてです
やりがち腰のくびれ(腎兪の高さ)まで下がってしまう
正しくは脾兪は腎兪より上、みぞおちの真裏あたりです。ウエストのいちばん細い高さまで下がると腎兪の領域です。
やりがち背骨の真上に当ててしまう
正しくは背骨の上は避けます。背骨から指2本分外の筋肉の上です。
やりがちごりごりほぐそうとしてしまう
正しくは強い刺激でほぐす場所ではありません。温めるか、じっと乗せるだけで十分と紹介されてきました。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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