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ST44足の陽明胃経あし

内庭ないてい

足の第2指と第3指のつけ根のあいだ。胃にこもった熱を冷ます文脈で語られてきた、「庭の内側」。

胃のあたりの熱感食べすぎ・飲みすぎ口内のトラブルのとき

内庭(ないてい)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    足の甲側で、第2指と第3指のあいだを見つける

  2. 2

    指のまた(水かき)のきわから、甲のほうへ少し上がる

  3. 3

    骨と骨のあいだの、小さなくぼみ

見つけかた指のまたに指先を当てて、甲のほうへ軽くすべらせると止まるくぼみです。

あしのあたりの見取り図
あしのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

人差し指の先か親指の腹で、やさしく3秒×5回ほど。細かい場所なので、爪を立てないよう注意してください。

  1. 内庭の押し方 1:支えをつくる

    1支えをつくる

    床か椅子に座り、片足を反対のももの上に乗せて、足の甲を出します。

  2. 内庭の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    第2指と第3指のまたのきわのすぐ甲側、骨と骨のあいだの小さなくぼみに、人差し指の先を当てます。

  3. 内庭の押し方 3:垂直に沈める

    3垂直に沈める

    息を吐きながら、2〜3秒かけてやさしく沈めます。ツンと響くところで止めます。

  4. 内庭の押し方 4:同じ速さで戻す

    4同じ速さで戻す

    同じ速さでゆっくり離します。5回ほど、反対の足も同じように。

強さ
やさしく。爪を立てない
時間・回数
2〜3秒×5回。左右とも
タイミング
食べすぎ・飲みすぎの翌日
やめるサイン
痛みが強いとき/足の甲に腫れや傷があるときは押さない
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

指のまたを門にたとえ、その内側にある小さな庭──という趣きの名前です。足の指のあいだという、普段は意識しない場所にあります。

経絡の分類では胃経の「滎穴」にあたります。滎穴は経絡の熱をさばく場所とされ、胃に熱がこもるタイプ(胃熱いねつなど)の結果ページでこのツボが登場するのは、その位置づけによります。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

内庭についてのQ&A

よく聞かれること

食べすぎたあとに押すと聞きました。すぐ押していいですか?
食べすぎ・飲みすぎの文脈で使われてきたツボですが、食後すぐの強い刺激は避け、少し時間を置く使い方が一般的です。繰り返す胃の痛みは、押す前に受診してください。
押すとツンとします。位置は合っていますか?
骨と骨のあいだの細い場所なので、軽い響きが出やすいツボです。鋭い痛みが走るときは強すぎるか、爪が当たっています。指の腹でやさしく押してください。
毎日押しても大丈夫ですか?
やさしく押す範囲であれば、毎日行われてきました。足の甲に腫れ・傷・水虫などの炎症があるときは押さないでください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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