へその下、指2本分。「気の海」と書き、元気のたまり場として語られてきた、おなかのツボ。

指で順にたどって確かめます
へそを見つける
そこから真下へ、指2本分
体の中心線の上の、やわらかいところ
見つけかたいわゆる「丹田」と重なるあたりです。手のひらを当てると、へその下がすっぽり収まります。

動作ごとに分けて説明します
押すより温める・手を当てるのが基本として伝えられてきました。手のひらをこすり合わせて温め、へその下に当てて深呼吸。押す場合は指をそろえて、息を吐きながらごく軽く。

1手を温める
手のひらをこすり合わせて温めます。あおむけか、背すじを伸ばして座って行います。

2手を当てる
へその真下指2本分を中心に、手のひら全体をおなかに当てます。

3深く呼吸する
手の重みと熱を感じながら、ゆっくり3〜5回呼吸します。押し込む必要はありません。

4覆って仕上げる
冷えが気になる日は、腹巻きやカイロ(衣類の上から)で覆っておきます。低温やけどに注意してください。
お灸「気海の灸」として、冷えと元気の養生の定番とされてきた場所です。低温やけどに注意してください。
妊娠中は、おなかを押す・温灸をすえる前に、必ず主治医に相談してください。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

「気の海」──全身をめぐる気が集まり、たくわえられる場所、という大きな名前です。古くから「丹田」とほぼ重ねて語られてきました。
すぐ下の関元(へその下指4本分)とは隣どうしで、おなかの下を面で温める腹巻きの知恵は、気海と関元をまとめてカバーする形になっています。
ツボは位置がすべてです
やりがち関元と同じ場所だと思って押してしまう
正しくは気海はへその下指2本分、関元は指4本分です。近い並びですが高さが違います。指で測って取り分けてください。
やりがちぐっと押し込んでしまう
正しくは気海は温める・手を当てる使い方が基本として伝えられてきました。押すとしても指の重みだけで十分です。
やりがち高さを目分量で決めてしまう
正しくは「へその下あたり」ではずれます。へそに指を当てて、指2本分と測ってください。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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