へその真裏、背骨の上。「命の門」というただならぬ名前を持つ、体を温める要所。

指で順にたどって確かめます
へその高さで、体をぐるっと一周するラインをイメージする
その真裏、背骨の上
骨と骨のあいだの、くぼみ
見つけかたウエストの高さで背骨に指を当て、上下に軽く動かすとくぼみが分かります。

動作ごとに分けて説明します
自分では押しにくい場所なので、温めるのが基本です。カイロや腹巻き(低温やけどに注意)、シャワーを当てる方法が紹介されてきました。押す場合はこぶしで軽くさする程度に。

1支えをつくる
立つか浅く腰かけて、手のひらをこすり合わせて温めておきます。

2指を当てる
へその真裏、背骨の上のくぼみに、温めた手のひらを当てます。

3じんわり温める
押すのではなく、手のひらの熱を移すようにしばらく当てておきます。カイロや腹巻きでもかまいません。

4そっと離す
体が温まったら、そっと手を離します。冷えを感じたら何度でも。
お灸「命門の灸」として、冷えの養生の定番とされてきた場所です。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

命の門。左右の腎のあいだにあって、生命の火(命門の火)が宿る場所──東洋医学はこの場所にそう名づけました。
おへその真裏という位置は覚えやすく、「おなかと腰を同時に温めると効率がいい」という腹巻きの知恵は、関元と命門を同時にカバーする形になっています。
ツボは位置がすべてです
やりがち背骨の脇を押してしまう
正しくは命門は背骨の上、体の中心線にあります。脇には腎兪という別のツボがあります。背骨の骨と骨のあいだのくぼみを探してください。
やりがち高さを目で決めてしまう
正しくは命門はへその真裏です。へその高さで体を一周するラインをイメージすると、位置が決まります。
やりがち無理に押そうとしてしまう
正しくは命門は自分では押しにくい場所です。無理な姿勢で押すより、手のひらやカイロで温めるのが基本として紹介されてきました。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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