膝の内側、お皿の上。「血の海」と名乗る、血の巡りと生理の文脈の代表穴。

指で順にたどって確かめます
膝のお皿の、内側の上の角に指を置く
そこから指3本分、太ももへ向かって上
筋肉の盛り上がりの上。押すと響く場所
見つけかた椅子に座って膝を90度に曲げると探しやすいです。反対側の手のひらで膝を包むと、親指が自然に当たるあたり。

動作ごとに分けて説明します
親指の腹で、太ももの中心へ向けて5秒×5回ほど。生理前の張りの時期には、強く押さずにさする程度が良いとされてきました。

1支えをつくる
床か椅子に座り、膝を軽く曲げます。太ももの内側に手が届く姿勢に。

2指を当てる
膝のお皿の内側の上の角から指3本分上、筋肉の盛り上がりの上に親指の腹を当てます。

3垂直に沈める
息を吐きながら、太ももの中心へ向けて3〜5秒かけて沈めます。

4同じ速さで戻す
同じ速さでゆっくり離します。5回ほど、反対の脚も同じように。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

血が海のように集まる場所──直球の名前です。東洋医学で血の生成と巡りを受け持つ脾の経絡上にあり、「血の不調はまず血海へ」と語られてきました。
生理の悩みと、血の栄養が届かないことによる肌のかさつき。一見別の悩みが同じツボで語られるのは、どちらも「血」の問題と見るからです。
ツボは位置がすべてです
やりがち太ももの中ほどを押してしまう
正しくは血海は膝のお皿の内側の上の角から指3本分上です。膝が画面から見えるくらいの近さです。太ももの中ほどまで離れると別の場所になります。
やりがち太ももの前面(真ん中)を押してしまう
正しくは血海は内側です。膝のお皿の内側の角を起点にして、そこから真上へたどってください。
やりがち強く揉み込んでしまう
正しくは血海は筋肉の盛り上がりの上にあります。指の腹で垂直に押すのが基本で、揉み込む使い方では紹介されていません。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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