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BL17足の太陽膀胱経こし・せなか

膈兪かくゆ

肩甲骨の下端の高さ、背骨から指2本分外。古典で「血会」──血の集まる場所──と呼ばれてきたツボ。

血のめぐりが気になるとき背中のこわばりしゃっくり・げっぷが続くとき

膈兪(かくゆ)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    左右の肩甲骨の、いちばん下の端を見つける

  2. 2

    その下端どうしを結ぶ線をイメージする

  3. 3

    その高さで、背骨から左右へ指2本分

見つけかた肩甲骨の下端は、腕を自然に下ろした姿勢で探すと分かりやすいです。

こし・せなかのあたりの見取り図
こし・せなかのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

自分では届きにくいので、温めるか、テニスボールをあおむけで軽く当てます。ごりごり転がさず、じっと乗せて呼吸します。

  1. 膈兪の押し方 1:道具を用意する

    1道具を用意する

    テニスボールか蒸しタオルを用意します。ボールが硬ければタオルをかぶせます。

  2. 膈兪の押し方 2:位置を決める

    2位置を決める

    肩甲骨の下端を結んだ高さ・背骨のわきに当てます。背骨の真上は避けます。

  3. 膈兪の押し方 3:体重を軽く乗せる

    3体重を軽く乗せる

    あおむけでひざを立て、心地よい範囲で2〜3呼吸。動かさないこと。

  4. 膈兪の押し方 4:そっと外す

    4そっと外す

    体を横に倒して外します。左右を替えて同じように。

強さ
体重を少し乗せるだけ。ごりごり転がさない
時間・回数
1か所につき2〜3呼吸。左右とも
タイミング
背中がこわばるとき、冷えを感じるとき
やめるサイン
痛み・しびれが出たとき/骨に痛みが走るときはすぐ中止
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

名前の「膈」は横隔膜のこと。胸とおなかを仕切る膜の、ちょうど裏にあたる高さです。

古典の分類では「八会穴」のひとつ、血会──血にかかわることが集まる場所──とされてきました。生理の悩みや肌の結果ページで、脚の血海などと並んで登場します。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

膈兪についてのQ&A

よく聞かれること

「血のツボ」と聞きました。貧血にも使えますか?
膈兪は古典で血にかかわる場所とされてきましたが、貧血は原因の検査が先です。めまい・動悸・顔色の悪さが続くときは、内科で相談してください。ツボはそのうえでの養生の選択肢です。
しゃっくりに使うと聞いたのですが。
横隔膜の裏という位置から、しゃっくりの文脈で語られることがあります。48時間以上止まらないしゃっくりは受診の目安とされているため、長引く場合は医療機関へ。
毎日やっても大丈夫ですか?
温める・軽く乗せる範囲であれば、毎日行われてきました。妊娠中にうつぶせ・強い刺激は避け、主治医に相談してください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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