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SP9足の太陰脾経あし

陰陵泉いんりょうせん

すねの内側、骨をなぞって指が止まるところ。「水はけ」の文脈で最初に名前が挙がるツボ。

脚のむくみ雨の日のだるさ膝まわりの重さ

陰陵泉(いんりょうせん)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    すねの内側の骨(脛骨)の際に指を置く

  2. 2

    骨に沿って、膝へ向かってなぞり上げる

  3. 3

    骨がカーブして、指が自然に止まるくぼみ

見つけかた膝下の内側です。むくんでいる日は、押すと響きが強く出ます。

あしのあたりの見取り図
あしのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

親指の腹で、骨の際に沿って5秒×5回ほど。立ち仕事のあと、入浴中にふくらはぎ全体をさすりながら押す使い方が紹介されてきました。

  1. 陰陵泉の押し方 1:支えをつくる

    1支えをつくる

    床か椅子に座り、片脚を軽く曲げてすねの内側に手を添えます。

  2. 陰陵泉の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    すねの内側の骨を膝へ向かってなぞり、骨がカーブして指が自然に止まるくぼみに親指の腹を当てます。

  3. 陰陵泉の押し方 3:垂直に沈める

    3垂直に沈める

    息を吐きながら、骨の際に沿って3〜5秒かけて沈めます。

  4. 陰陵泉の押し方 4:同じ速さで戻す

    4同じ速さで戻す

    同じ速さでゆっくり離します。5回ほど、反対の脚も同じように。

強さ
骨の際をやさしく。強くこすらない
時間・回数
3〜5秒かけて沈め、5回ほど。左右とも
タイミング
立ち仕事のあと、入浴中に
やめるサイン
痛み・しびれが出たとき/むくみが急に強くなったときは受診を
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

「陰」は内側、「陵」は丘、「泉」は水が湧く場所。内側の丘のふもとの泉という、位置と役割をそのまま織り込んだ名前です。

の経絡は水はけを受け持つとされ、その要所であるこのツボは、むくみ・湿気の文脈の定番です。外側の同じ高さにある陽陵泉と対をなします。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

陰陵泉についてのQ&A

よく聞かれること

むくみが気になるときに押していいですか?
立ち仕事のあとや入浴中に押す使い方が紹介されてきました。ただしむくみが急に強くなった・片脚だけ腫れているといったときは押さず、医療機関にご相談ください。
毎日押しても大丈夫ですか?
やさしく押す範囲であれば、毎日行われてきました。骨の際をこすらないよう、指の腹で垂直に押してください。
押すと痛いのは効いているからですか?
痛み=効いている、という説明のされ方はしていません。軽く響く程度で十分だと伝えられています。痛みが強いときは弱めてください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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