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ST40足の陽明胃経あし

豊隆ほうりゅう

すねの外側、ひざと足首の中間。「豊かに隆起する」と書き、余分な水(痰湿)をさばく文脈で最も名前の挙がるツボ。

むくみ・重だるさ頭の重さ・めまい感痰がからむ感じ

豊隆(ほうりゅう)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    ひざのお皿の下端と、外くるぶしを結ぶ線をイメージする

  2. 2

    そのちょうど中間の高さを見つける

  3. 3

    すねの骨から指2本分外側の、筋肉がいちばん盛り上がるところ

見つけかたふくらはぎ(後ろ側)ではなく、すねの外側です。足首を上下に動かすと、動く筋肉の盛り上がりが分かります。

あしのあたりの見取り図
あしのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

親指の腹で、筋肉の盛り上がりに向かって3〜5秒×5回ほど。重だるく響きやすい場所なので、控えめな強さから始める使い方が紹介されてきました。

  1. 豊隆の押し方 1:支えをつくる

    1支えをつくる

    椅子に座り、片足を軽く前に出します。両手ですねを包めるようにします。

  2. 豊隆の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    ひざのお皿の下端と外くるぶしの中間の高さ、すねの骨から指2本分外側の筋肉の盛り上がりに、両手の親指を重ねて当てます。

  3. 豊隆の押し方 3:垂直に沈める

    3垂直に沈める

    息を吐きながら、3〜5秒かけて沈めます。ずーんと重く響きやすいツボなので、心地よい範囲で止めます。

  4. 豊隆の押し方 4:同じ速さで戻す

    4同じ速さで戻す

    同じ速さでゆっくり離します。5回ほど、反対の脚も同じように。

強さ
重く響きやすい。心地よい範囲で控えめに
時間・回数
3〜5秒かけて沈め、5回ほど。左右とも
タイミング
むくみが気になる日、湿気の多い日
やめるサイン
痛み・しびれが出たとき/脚に腫れや熱があるときは押さない
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

筋肉が豊かに盛り上がる場所にあることが、名前の由来と伝えられています。胃経の「絡穴」──胃と脾のふたつの経絡をつなぐ中継点にあたります。

東洋医学では、さばききれずに残った余分な水を痰湿たんしつと呼び、めまい・頭重・痰など幅広い不調の背景に置いてきました。「痰をさばくなら、まずこのツボ」と古典が名指ししてきた代表格で、当サイトの結果ページでも登場回数がいちばん多いツボのひとつです。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

豊隆についてのQ&A

よく聞かれること

押すとずーんと重く響きます。強すぎですか?
豊隆は筋肉の厚い場所にあり、響きが出やすいツボとして知られています。軽く響く程度なら位置が合っている目安と伝えられていますが、しびれが走る・あとに痛みが残る強さは押しすぎです。
むくみが気になるときに押していいですか?
余分な水をさばく文脈で使われてきたツボです。ただし片脚だけ急に腫れる・赤みや熱をもつときは押さず、医療機関を受診してください(結果ページのレッドフラグにも明記しています)。
毎日押しても大丈夫ですか?
やさしく押す範囲であれば、毎日の習慣として紹介されてきました。押したあとに痛みや違和感が残るときは、間隔をあけてください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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