背中の上部、肩甲骨のあいだ。「風(かぜ)の門」──外からの邪の出入り口、と見立てられたツボ。

指で順にたどって確かめます
首を前に倒すと出っ張る骨(第7頸椎)を見つける
そこから背骨のでっぱりを、2つ下へたどる
その高さで、背骨から左右へ指2本分
見つけかた自分では届きにくい場所です。位置の確認は、誰かに手伝ってもらうか鏡を使ってください。

動作ごとに分けて説明します
手が届きにくいので、温めるのが基本です。蒸しタオルやシャワー、カイロ(衣類の上から)。押す場合は、テニスボールを床に置いてあおむけで軽く体重を乗せる方法が紹介されています。

1道具を用意する
テニスボールを1個。硬く感じる場合は、タオルを1枚かぶせてやわらげます。

2位置を決める
あおむけになり、肩甲骨のあいだ・背骨のわきにボールを置きます。背骨の真上には置かないこと。

3体重を軽く乗せる
ひざを立てて、心地よい範囲で2〜3呼吸。ごりごり動かさず、じっと乗せるだけにします。

4そっと外す
体を横に倒してボールを外します。左右を替えて同じように。
お灸「かぜのひきはじめには風門を温めよ」と、昔から養生書に登場する場所です。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

東洋医学では、かぜを「風邪」──風に乗って入り込む外からの邪──と呼び、その出入り口がこの場所だと見立てました。だから「風の門」です。
襟の大きく開いた服だと首や背中が冷えやすい、という日常の実感とも重なる位置です。花粉症や首肩の結果ページで、体の後ろ側から語るツボとして登場します。
ツボは位置がすべてです
やりがち背骨の真上にボールを当ててしまう
正しくは背骨の上は当てません。風門は背骨から指2本分外です。ボールは必ず背骨のわきに置いてください。
やりがち肩甲骨の下のほうまで下がってしまう
正しくは風門は背中の上のほう、首の付け根の骨から2つ下の高さです。下がりすぎると別のツボの並びになります。
やりがちボールをごりごり転がしてしまう
正しくは転がすと筋を痛めることがあります。じっと乗せて呼吸するだけで十分、と紹介されてきました。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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