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血にはたらく

当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう

手足の先まで血を届けて温める、「末端の冷え」に名指しの処方。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)のイメージ

処方の骨格 ── 9

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

「四逆」は、手足の先から冷えが上ってくる状態(四肢厥逆)のこと。血を養いながら末端まで届ける当帰四逆湯に、内側から温める呉茱萸と生姜を加えた形で、手足の「先」が氷のように冷えるタイプに向けて組まれています。しもやけの話で名前が挙がるのも、この設計ゆえです。

当帰・芍薬が血を養い、桂皮・細辛が経絡を温めて通し、木通が通り道を開く。そこに呉茱萸・生姜の熱源が加わる、「温めながら届ける」骨格です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、生理痛・PMSの寒凝血瘀かんぎょうけつお、冷え・むくみの気滞血瘀きたいけつおの証で登場します。手足の「先」の冷えが入口の処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:当帰芍薬散とうきしゃくやくさん温経湯うんけいとう五積散ごしゃくさん

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