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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 生理痛・PMS。東洋医学で調べると、こう考えられます

寒凝血瘀かんぎょうけつお寒湿凝滞かんしつぎょうたい

冷えで血が固まり、動かなくなっている状態

冷たさが下腹部にとどまり、血の流れを止めてしまっている——お腹が氷のように冷たく、温めるとはっきり楽になる痛みが出る状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで冷えによって血の流れが固まり、下腹部に痛みが出ている状態です。
からだの状態寒凝かんぎょう ── 冷たさが滞りをつくり、血を動かなくしています。
特徴的なサイン温めると楽になる痛みお腹や腰が冷たい経血が暗く量が少ない手足の冷え
整える方向温めて冷えを散らし、血を動かす。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、冷えは「縮めて、止める」性質を持つと考えます。水が凍れば流れないのと同じで、冷えた場所では血が動かなくなり、痛みが生まれるという見立てです。

あなたは、その冷えが下腹部にとどまった状態。温めるとはっきり楽になるのが、この証の最大の目印です。お腹や腰が冷たい・経血が暗く量が少ない・手足が冷える・月経が遅れがちが重なりやすく、気滞血瘀(張って刺す痛み)とは違い、キューっと引きつるような痛みになりやすいのが特徴です。

冷えは縮め、そして止める。下腹部で血が固まったこの状態を 寒凝血瘀かんぎょうけつお と呼びます。

寒凝血瘀の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、寒凝血瘀かんぎょうけつお)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの生理痛・PMSがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

温めると痛みがはっきり楽になるキューっと引きつるような痛み下腹部や腰が冷たい経血が暗い色・量が少ない小さな塊が混じる手足の冷え・寒がり月経が遅れがち舌の色が暗く、白い苔
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、冷やす習慣の積み重ねから。思い当たるものはありますか。

  1. 01月経中・月経前の冷えこの時期に体を冷やすと、そのまま滞りにつながると考えます。この証でいちばん多い背景です。
  2. 02冷たい飲みもの・生ものの習慣内側から冷やし続けると、下腹部の温かさが保てなくなります。
  3. 03薄着・お腹や足首を出す服装外からの冷えも滞りをつくります。とくに足首と腰まわりの露出が影響します。
  4. 04冷房の効いた環境で長時間夏場に悪化する方は、ここが原因になっていることが多く見られます。
  5. 05湯船につからない生活シャワーだけでは芯まで温まらず、冷えが抜けないまま次の周期を迎えます。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(寒凝血瘀かんぎょうけつお)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし痛みが年々強くなっている方は、先に婦人科で確認をしてください。

01鍼灸院で施術を受ける

冷えは、縮めて止める。だから灸を置きます。

棒灸や箱灸で、お腹全体に熱を入れる院もあります。

この証の痛みは、冷えによって血が動かなくなったもの。鍼灸では、温めて冷えを散らすことが方針の中心になります。熱がこもる証では灸を控えますが、この証はその逆で、灸を積極的に使う組み立てになります。なお、PMSについては系統的レビューがあるものの、ごく小規模な試験に依存しており、判断材料は足りていません。月経痛については、有効かどうか判断できないとされています。選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • お腹と腰を、灸で温める関元かんげん(へその下)・気海きかい次髎じりょう(仙骨)に、足の三陰交さんいんこうを組み合わせる構成が中心。棒灸や箱灸でお腹全体を温める院もあります。
  • 自宅での温め方を教わるこの証は自宅の養生が結果を左右します。せんねん灸の使い方やカイロの当て方を指導してくれる院を選ぶと、通わない日も進みます。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後灸を多く使う場合、別途料金がかかることもあります。事前に確認してください(自費)。

通う頻度と、院の選び方

月経のたびに様子を見ていく組み立てになります。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。痛みの強さ・鎮痛薬の回数・手足の冷えを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。月経前の一週間に集中して通う組み立てが向くこともあります。院は問診に時間をかけてくれるか灸をしっかり使うかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「温めると楽になる生理痛。お腹も手足も冷える」。お灸を希望していることを先に伝えると、施術の組み立てがはっきりします。妊娠の可能性がある場合は、必ず伝えてください。

年々痛みが強くなる、鎮痛薬が効かなくなってきた場合は、子宮内膜症や子宮腺筋症の可能性があります。まず婦人科で確認してください。 お灸には低温やけどのリスクがあります。熱いと感じたら我慢せず、その場で伝えてください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

温経湯の「温経」は、経を温めると書きます。

冷えを残したまま巡らせても戻る、と考えられてきました。

この証には「温める(温経・散寒)」と「血を巡らせる(活血)」を組み合わせた処方が使われてきました。冷えを取らずに巡らせるだけでは戻りやすいため、温めることが土台になります。

この状態に使われてきた処方

当帰芍薬散とうきしゃくやくさん
冷えとむくみ、貧血気味の体質に広く。体力があまりない方の生理痛に挙がる処方とされます。
温経湯うんけいとう
冷えに、手のほてりや唇の乾きが混じる状態に用いられてきました。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう
手足の冷えが強く、下腹部が冷えて痛むときに挙がります。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)当帰芍薬散・温経湯はいずれも保険適用のエキス製剤があります。婦人科でも扱われる処方です。

温めて立て直す方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

温める処方は比較的おだやかですが、血を強く動かす処方(桂枝茯苓丸・桃核承気湯など)は妊娠中には使えません。 妊娠の可能性がある方、妊娠を希望している方、授乳中の方は、必ず先にその旨を伝えてください。のぼせやほてりが強く出た場合は、続けずに相談先へ戻ってください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「寒凝血瘀タイプの生理痛と出た」。冷えの強さ、周期・経血量、鎮痛薬の使用状況に加えて、妊娠の可能性・妊娠希望・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

寒凝血瘀という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「冷やさない、温める」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、冷たい飲みものをやめて、常温か温かいものにすることから。この証には、これがいちばん響きます。

食べ物・飲み物

内側から、温める

体を温めるとされる食材を、温かい状態で。冷やすものを止めることが先です。

  • とりたいしょうが・シナモン・よもぎ・ねぎ・にら・羊肉・黒糖しょうが湯・温かいスープ
  • 控えたい冷たい飲みもの・アイス・刺身や生野菜ばかりの食事・南国のフルーツ・氷入りの飲みもの
生活リズム

腰とお腹を、冷やさない

この証は、外からの冷えの影響がそのまま出ます。服装と入浴で守ります。

  • やりたい湯船に10〜15分/腹巻きとレッグウォーマー/下腹部と仙骨にカイロ/足首を冷やさない
  • 控えたいシャワーだけで済ませる・薄着・素足でのサンダル・冷房の直風・冷えた床に座る
ツボ

お腹と足首を、温める

この証では、押すより温めるほうが向きます。カイロやせんねん灸でじんわりと。

  • この証に関元かんげん(へその下)・三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)・次髎じりょう(仙骨)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

温めて巡らせる処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に当帰芍薬散とうきしゃくやくさん温経湯うんけいとう当帰四逆加呉茱萸生姜湯とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの温めて立て直す方向のため、時間がかかります。まず3周期を目安に、冷たい飲みものと入浴・服装を見直して「痛みの強さ・鎮痛薬の回数・手足の冷え」が動くかを記録してみてください。痛みが年々強くなっている場合は、待たずに婦人科へ。
こんなときは、まず医療機関へ次のいずれかに当てはまる場合は、東洋医学より先に婦人科を受診してください。①急に悪化した激しい下腹部の痛み ②発熱をともなう痛み ③大量の出血が続く ④レバー状の塊が続けて出る ⑤温めても和らがない痛みに変わってきた。 子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のトラブルなどの可能性があります。突然の激しい痛みに吐き気や冷や汗をともなう場合は、その日のうちに救急を受診してください。 妊娠の可能性がある方の強い下腹部痛は、子宮外妊娠のことがあり緊急の対応が要ります。強い生理痛は「体質だから仕方ない」ものではありません。月経困難症という、治療できる病気として扱われます。 低用量ピルなど痛みそのものを軽くする方法があり、婦人科で相談できます。我慢を前提にしないでください。また、冷え・だるさ・体重増加・便秘が重なる場合は甲状腺機能低下症で月経の異常が出ることもあり、血液検査で分かります。標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では気血両虚きけつりょうきょも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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