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血にはたらく

疎経活血湯そけいかっけつとう

「経絡を疎通し、血を活かす」。17味で滞りを多方面からほどく、痛みの処方。

疎経活血湯(そけいかっけつとう)のイメージ

処方の骨格 ── 17

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

処方名は「経(けい)=気血の通り道を疎通し、血を活かす」。長引く腰や脚の痛みを、東洋医学は血の滞り(瘀血)に冷えや湿気が絡んで通り道が詰まったものと読みます。疎経活血湯は、その絡まった滞りを多方面から同時にほどくために、17味もの生薬を載せた処方です。

当帰・川芎・桃仁・牛膝が血を動かし、羌活・防風・威霊仙が風湿を散らし、蒼朮・茯苓・防已が水をさばく。土台に血を補う四物湯の骨格を敷いているため、動かしながら補う設計になっています。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、腰痛の瘀血阻滞おけつそたい、肩こりの気滞血瘀きたいけつおの証で登場します。滞りに冷えと重だるさが加わって、痛みが広い範囲に出るときの選択肢として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん五積散ごしゃくさん通導散つうどうさん

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