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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 腰痛。東洋医学で調べると、こう考えられます

瘀血阻滞おけつそたい瘀血腰痛おけつようつう

血の流れが一点で止まり、刺すように痛む状態

巡るはずの血が腰の一か所で滞り、そこに痛みが居ついている——痛む場所がはっきり決まっていて、押すと響き、寝返りがつらい腰痛と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで血の巡りが腰の一点で止まり、そこに痛みが固定している状態です。
からだの状態気滞血瘀きたいけつお ── 流れが止まり、滞った血が一か所に居ついています。
特徴的なサイン刺すような痛み痛む場所が決まっている押すと強く響く寝返り・前かがみがつらい
整える方向滞った血を動かし、流れを取り戻す。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、流れが止まって古くなった血を「瘀血おけつ」と呼びます。瘀血の痛みには決まった特徴があり、刺すように鋭いこと、痛む場所が動かないこと、押すと強く響くことの三つで見分けます。

あなたの腰痛は、この特徴に当てはまる状態。寝返りを打つ瞬間や、前かがみから起き上がる瞬間にはっきり痛む、朝より夕方から夜にかけて重くなる、といった出方をします。ぎっくり腰や打撲、手術のあと、長年の腰痛がこじれた場合に、この形になりやすいと考えます。

滞った血が一点にとどまり、そこを痛ませる。「不通則痛ふつうそくつう(通じざれば則ち痛む)」——この状態を 瘀血阻滞おけつそたい と呼びます。

瘀血阻滞の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、瘀血阻滞おけつそたい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの腰痛がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

刺すような、突き刺さる痛み痛む場所がはっきり決まっている押すと強く響く(さすられるのが嫌)寝返り・体をひねる動作でつらい夕方から夜にかけて強くなる同じ姿勢のあと動き出しが特につらい打撲・ぎっくり腰・手術の既往がある舌の色が暗い・舌裏の静脈がふくらむ
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、腰に強い負荷がかかった出来事か、動かない時間の積み重ねから。

  1. 01ぎっくり腰・打撲・転倒急な負荷で生じた滞りが、痛みが引いたあとも残ることがあります。この証でいちばん多いきっかけです。
  2. 02手術や骨折のあと組織が治る過程で流れの悪い部分が残り、天候や疲労で痛みがぶり返すことがあります。
  3. 03長時間の同じ姿勢デスクワークや長距離運転など、動かさない時間が続くと血の巡りが滞ります。
  4. 04冷えや慢性の腰痛の長期化寒湿や腎虚の腰痛が長引くうちに、滞りが加わって性質が変わることがあります。
  5. 05強いストレス・緊張の持続気の流れが止まると血の流れも止まると考え、精神的な緊張も一因になります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(瘀血阻滞おけつそたい)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

吸玉の跡は、数日から一週間ほど残ることがあります。

滞りを表面へ引き出す目的で使われます。予定がある日の前は避けてください。

この証の腰痛は、痛む場所がはっきりしているのが特徴。鍼灸では、その一点と、そこにつながる流れの両方に手を入れて、止まったものを動かす方向で組み立てます。強く揉みほぐすのではなく、滞りを通す発想です。なお、腰痛は鍼灸の研究の蓄積が比較的ある領域で、海外の診療ガイドラインでも選択肢として触れられてきました。一方で、偽の鍼と比べた差は小さいという報告もあります。

施術では、こんなことをします

  • 痛む一点(阿是穴)を使う押して響く場所そのものを阿是穴あぜけつと呼び、ここを使うのがこの証の基本。あわせて膈兪かくゆ血海けっかいなど、血の巡りに関わるとされるツボを組みます。
  • 吸玉(カッピング)が使われることがある滞りを表面に引き出す目的で用いられます。跡が数日〜1週間ほど残るため、予定がある方は事前に相談してください。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後きっかけになった出来事(いつ・どんな動作で)を細かく聞かれることが多い証です。急性期の強い炎症があるあいだは、温めずに冷やす判断になることもあります。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。痛みの鋭さ・寝返りのつらさ・動き出しの重さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。同じ姿勢を続ける環境が変わらないと戻りやすいため、日中に体勢を変える工夫とセットで。院は整形外科の診断や画像を確認したうえで施術を組んでくれるか痛む場所だけを強く押して終わらないかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「痛む場所が決まっていて、刺すように痛む。寝返りがつらい」。きっかけになった出来事(ぎっくり腰・転倒・手術)と、その時期をあわせて伝えてください。

きっかけに心当たりがないのに夜間の痛みが強まる、安静にしていても痛む、体重が減ってきた——という場合は、瘀血として扱う前に必ず整形外科で画像検査を受けてください。 感染や腫瘍が背景にあることがあり、この証は見た目の特徴が重なりやすいため、いちばん注意が必要です。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

ぎっくり腰の日付を、覚えていますか。

きっかけと時期が、処方を選ぶときの目印になります。

この証には「血の巡りを動かす」「滞りを散らす」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向とは違い、動かす方向の構成になるため、体力や状況に応じた見きわめが要る領域です。

この状態に使われてきた処方

疎経活血湯そけいかっけつとう
この証の腰痛・脚の痛みに広く挙がる処方。滞りに冷えや湿りが重なるときにも用いられてきました。
治打撲一方ぢだぼくいっぽう
打撲や転倒のあと、痛みが長く残っている場合に。
身痛逐瘀湯しんつうちくおとう
滞りの要素が強く、痛みが鋭く固定しているときに用いられてきました。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)疎経活血湯・治打撲一方は保険適用のエキス製剤があり、鎮痛薬との併用についても一緒に見てもらえます。

動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、必ず方針を見直してください。

血の巡りを動かす処方は、妊娠中の方、出血しやすい方、抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を飲んでいる方には向かないことがあります。該当する場合は必ず先に申し出てください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「瘀血タイプの腰痛と出た」。きっかけの出来事と時期、痛む場所、飲んでいる鎮痛薬や抗凝固薬、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。大黄(だいおう)を含む処方(治打撲一方)は、下痢や腹痛が出ることがあり、長く連用するものではありません。妊娠中・授乳中は相談が必要です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

瘀血阻滞という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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  • しつこい営業はしません
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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「同じ姿勢で固めない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、30分に一度、立ち上がって体勢を変えることから。

食べ物・飲み物

巡りを助ける食材を、少しずつ

血の巡りを動かすとされる食材が向きます。冷たいものは滞りを強めるため避けます。

  • とりたい玉ねぎ・らっきょう・青魚・黒きくらげ・納豆・シナモン・サフラン茶・酢のもの
  • 控えたい冷たい飲みもの・脂身の多い肉・甘いもの・食べすぎ・喫煙
生活リズム

止めない、固めない

動かさない時間がいちばんの敵です。強い運動より、こまめに姿勢を変えることを優先します。

  • やりたい30分ごとに立つ/痛くない範囲で毎日歩く/入浴で全身を温める/寝具を見直す
  • 控えたい痛む場所を強く押す・揉む/急にひねる動作/長時間の運転/痛みを我慢しての運動
ツボ

背中と太ももから、巡りを促す

血の巡りに関わるとされるツボです。痛む場所そのものは、強く押さずにそっと温めます。

  • この証に膈兪かくゆ(肩甲骨の下の高さ)・血海けっかい(膝の内側の上)・委中いちゅう(膝の裏の中央)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

滞った血を動かす処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に疎経活血湯そけいかっけつとう治打撲一方ぢだぼくいっぽう身痛逐瘀湯しんつうちくおとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの滞りを動かす方向のため、痛み方の質から先に変わることがあります。まず2週間、同じ姿勢を続けない工夫を入れて「刺す痛みの強さ・寝返りのつらさ・動き出しの重さ」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ排尿・排便が自分でコントロールできない/両脚のしびれや力の入らなさ/おしりから内ももにかけての感覚がにぶい。これは[[馬尾症候群|ばびしょうこうぐん]]のサインで、緊急の手術が必要になることがあります。すぐに救急を受診してください。 この証は「夜に強くなる痛み」「押すと響く固定した痛み」が特徴ですが、同じ出方をする重い病気があります。心当たりのある外傷がないのに夜間痛・安静時痛が続く、発熱がある、思いあたる理由なく体重が減っている、がんの治療歴がある——いずれかに当てはまる場合は、感染や腫瘍の可能性を先に確かめてください。転倒や事故のあとの強い痛みは骨折の可能性があります。自己判断せず整形外科を受診してください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では湿熱蘊結しつねつうんけつも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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