RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 腰痛。東洋医学で調べると、こう考えられます
= こもった湿りと熱が、腰に熱っぽい重さを起こしている状態
捌ききれなかった湿りに熱が加わり、腰の下のほうにこもっている——じっとしているより少し動いたほうが楽で、暑い時期や飲酒のあとに強くなる腰痛と考えられます。

東洋医学では、捌ききれなかった水分(湿)に熱が加わったものを「湿熱」と呼びます。重く粘る湿は下へ落ちやすいため、腰から下に居座りやすいと考えます。
この証では、腰が重いだけでなく、患部に熱をもったような感じがあります。動きはじめは痛むのに、少し動いていると軽くなる、暑い時期や湿度の高い日、お酒を飲んだ翌日に強くなる、尿が濃く量が少ない——このあたりが、冷えが主役の寒湿タイプとの分かれ目です。
湿りと熱が結びつき、下半身にとどまる。腰に熱っぽい重さを残すこの状態を 湿熱蘊結 と呼びます。
湿熱蘊結の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、湿熱蘊結(しつねつうんけつ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの腰痛がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、体に熱と湿を足し続ける生活から。心当たりはありませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(湿熱蘊結)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
腰を温める施術を控え、膝から下で水はけを助けるツボを使います。

この証の腰痛は、足りないから痛むのではなく、余分な湿りと熱がたまって腰を重くしているタイプ。鍼灸では、下半身にたまったものを尿や汗として捌く方向で組み立てます。よかれと思って温め続けると、かえって重くなることがある証です。なお、腰痛は鍼灸の研究の蓄積が比較的ある領域で、海外の診療ガイドラインでも選択肢として触れられてきました。一方で、偽の鍼と比べた差は小さいという報告もあります。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。腰の熱っぽさ・重さ・朝の動きにくさを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし飲食が変わらないと戻りやすいため、施術と生活の見直しは必ずセットで。院は温める施術に偏らず、熱の有無を確かめてから組み立ててくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「腰が重く、熱をもった感じがある。温めても楽にならない」。温めるとかえって重くなるなら、それも最初に伝えてください。施術の方針が変わります。
発熱をともなう腰痛、尿の濁りや排尿時の痛み、背中を叩くと響く痛みがあるときは、腎盂腎炎などの感染が疑われます。施術より先に内科・泌尿器科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
飲酒量と尿の色が、相談の入り口になります。

この証には「熱を冷ます」「湿を尿として出す」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく余分を捌く方向のため、体力がある人向けの構成になりやすい領域です。
余分を捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし長く続けるものではないため、区切りを決めて相談先へ戻り、方針を見直してください。
熱を冷ます処方は、冷えが強い方・体力が落ちている方には向かないことがあります。飲んでいて胃が冷える、下痢をする、だるさが増すと感じたら、続けずに相談先へ伝えてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「湿熱タイプの腰痛と出た」。飲酒量、尿の色と回数、便通、汗のかき方、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(竜胆瀉肝湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(竜胆瀉肝湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。麻黄(まおう)を含む処方(越婢加朮湯)は、副作用として動悸・不眠・頻脈・発汗過多・排尿障害が知られています。心臓の病気、高血圧、甲状腺の病気、排尿の問題がある方は必ず申告してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
湿熱蘊結という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「熱と湿を、足さない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夜のお酒をやめてみることから。この証には、これがいちばん響きます。
食べ物・飲み物何を足すかより「何をやめるか」が響く証です。まず湿と熱の材料を減らします。
生活リズム腰を強く温めるより、汗をかいて出すほうが向きます。蒸れる環境を減らすのも養生です。
ツボ水はけを助けるとされるツボです。温めずに、息を吐きながらゆっくり押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では瘀血阻滞も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。