01この処方の考え方
地黄・山茱萸・山薬で補い、沢瀉・茯苓・牡丹皮でさばく──3対3の「補瀉」のバランスで組まれた、腎の潤いを養う基本処方です。もともとは子どもの発育のために宋代に作られました。
八味地黄丸との関係が分かりやすい処方です。この6味に桂皮と附子(温める2味)を足すと八味地黄丸。冷えが主なら八味、ほてり・乾きが主なら六味、という書き分けがされてきました。
02こんな状態に使われてきました
- 手足のほてり
- 口や肌の乾き
- 耳鳴り・かすみ目
- 寝汗
結果ページでは腎陰虚系の証(不眠・更年期・耳鳴りなど)で登場します。「乾いて、ほてる」側の腎の処方です。
03気をつけること
- 地黄が胃に障る(もたれる)ことがあります。胃腸が弱い人は処方元に相談を。
- 甘草を含まない処方です。
04どこで相談できるか
医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。
このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

