RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 更年期の不調。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 潤いの土台が減り、熱が上へ抜けていく状態
体を潤し冷ます力(陰)が年齢とともに目減りし、抑えきれなくなった熱が上半身へのぼっている——顔だけが急に熱くなり、汗が噴き出し、夜も休まらない状態と考えられます。

東洋医学では、成長・生殖・老化のすべてを支える土台を「腎」と呼びます。腎に蓄えられた力は一生のうちで満ちて減っていくもので、四十代後半から五十代にかけて目減りしていく時期が、ちょうど更年期にあたると考えます。不調は異常ではなく、土台が入れ替わる過渡期に出るもの、という見方です。
あなたは、その腎のうち「潤し冷ます側(陰)」が先に減った状態。冷ますブレーキが弱いため、顔だけが急に熱くなる・汗が噴き出す・夜になると寝汗で目が覚めるという形で、熱が上へ抜けていきます。上は熱いのに手足や腰から下は冷えている、というちぐはぐさが出るのもこの証の特徴です。
うるおいの源である「腎」の陰が減り、熱を抑えるものがなくなる。この状態を 腎陰虚 と呼びます。
腎陰虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、腎陰虚(じんいんきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの更年期の不調がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
加齢による目減りが土台にありますが、そこに重なる要因で出方が変わります。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(腎陰虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。婦人科での相談と、どちらか一方を選ぶ必要はありません。
鍼灸師が使うのは、その冷えている側の内くるぶしです。

この証のつらさは、熱が多いことよりも熱を抑えるうるおいが足りないことから来ています。鍼灸では、上に集まった熱を下半身へ引き戻して、その日の楽さをつくりながら、同時に土台を補う方向で組み立てます。なお、更年期のほてりについては、偽の鍼と差がなく、ホルモン補充療法より劣ったという系統的レビューがあります。医療の代わりになるものではありません。体質の側から整える選択肢のひとつとして考えてください。
はじめの1〜2ヶ月は週1回ほど、落ち着いたら間隔をあけていくのが一般的。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。ほてりの回数・寝汗の量・寝つくまでの時間を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は問診に時間をかけてくれるか、回数と費用の見通しを先に示してくれるかで選ぶと、通い始めてからのズレが減ります。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「更年期のほてりと寝汗がつらい。体質から整えたい」。最終月経の時期、ほてりが起きる回数と時間帯、婦人科で受けた検査の結果、飲んでいる薬をメモしていくと、初回の問診が早く深くなります。
不正出血がある方、閉経後に出血があった方は、鍼灸より先に婦人科を受診してください。 出血の原因は症状からは見分けられません。感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
婦人科でHRTの話が出ているなら、並べて相談できます。

鍼灸が外から熱の偏りに手を入れるのに対して、漢方は毎日飲むことで足りていない材料(陰)そのものを補う考え方です。この証には「腎のうるおいを補う」処方が、古くから使われてきました。
土台を補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
ここに挙げた処方はいずれも[[地黄|じおう]]を含み、胃にもたれることがあります。 食欲が落ちる・胃が重い・下痢をするといった変化が出たら、我慢して飲み続けず相談先に戻ってください。もともと胃腸が弱い方は、飲み方や処方そのものを調整してもらう必要があります。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「腎陰虚・陰虚内熱タイプの更年期の不調と出た」。あわせて、最終月経の時期、不正出血の有無、いま飲んでいる薬とサプリ、持病、婦人科でHRTの話が出ているかどうかを必ず伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ更年期の不調でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
腎陰虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「うるおいを補い、のぼった熱を下ろす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夜のアルコールを控えることから。この証では寝汗にいちばん響きます。
食べ物・飲み物体の水分そのものが足りていない状態です。白い食材・ねばりのある食材が向くとされます。
生活リズムうるおいは眠っている間につくられます。ほてりで眠れない悪循環を、先に断ちます。
ツボ腎に関わるとされるツボです。強く押さず、息を吐きながらゆっくり圧をかけます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では腎陽虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。