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気を補う

六君子湯りっくんしとう

弱った胃腸(脾)を立て直して、気をつくる土台を整える処方。

六君子湯(りっくんしとう)のイメージ

処方の骨格 ── 8

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

東洋医学では、気(エネルギー)は食べたものから胃腸()でつくられると考えます。六君子湯は、その工場そのものが弱っているとき──食欲が出ない、食べるともたれる、疲れやすい──に、まず土台の脾を立て直すという発想で組まれた処方です。

人参・白朮・茯苓など「補う」生薬に、半夏・陳皮という「余分な水気をさばく」生薬を合わせているのが骨格です。弱った胃腸は水はけも悪くなる、という見立てが処方の中に織り込まれています。

ガイドラインでの書かれ方

日本消化器病学会のガイドラインは、機能性ディスペプシア(検査で異常がないのに続く胃の不調)に対する六君子湯を「エビデンスレベルA」で記載しています。当サイトが扱う16症状のなかで、最も強い書かれ方をしている処方です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、脾胃虚弱ひいきょじゃく気虚ききょ系の証で登場します。がっちりして食欲旺盛なタイプではなく、「食べる力が弱い」側の処方です。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:補中益気湯ほちゅうえっきとう半夏厚朴湯はんげこうぼくとう

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