RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 疲労・だるさ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 食べたものをエネルギーに変える力が落ちている状態
消化吸収を担う「脾」の力が落ち、食べても力に変えられなくなっている——食後にどっと眠くなり、午後になるほど動けなくなるだるさと考えられます。

東洋医学では、食べたものを体が使える形(気)に変える働きを「脾」が担うと考えます。西洋医学の脾臓ではなく、消化吸収からエネルギー生産までを含んだ働きの名前です。
あなたは、この脾の力が落ちている状態。入れた分を力に変えきれないため、食後にどっと眠くなる・午後になるほど動けない・少し動くと息が上がるという形でだるさが出ます。寝ても抜けない、休んだ翌日も回復した感じがしない、というのがこの証の困りどころです。
つくる工場が止まれば、いくら材料を入れても力にはならない。この状態を 脾気虚 と呼びます。
脾気虚の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、脾気虚(ひききょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの疲労・だるさがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、脾に負担をかけ続ける食べ方と働き方から。思い当たるものはありますか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(脾気虚)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
食べたものを力に変える働きそのものを、そう呼びます。

この証のだるさは「気が高ぶって消耗している」のではなく「そもそもつくれていない」もの。鍼灸では、胃腸の働きを助けて気をつくれる状態に戻し、そのうえで全身に巡らせる、という順番で組み立てます。なお、慢性的な疲労については研究はあるものの、質の高い試験が少なく、確定的な結論は出ていません。体質の側から見る選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。
消耗を戻す方向のため、変化はゆるやかです。はじめの1〜2ヶ月は週1回ほど通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。だるさそのもの・食欲・便通・食後の眠気を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は体力の状態をふまえて刺激量を調整してくれるか、回数と費用の見通しを先に示してくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「寝ても疲れが抜けず、食後に強い眠気が出る。食も細い」。刺激が強いと疲れが出やすいことも、あわせて伝えておくと安心です。血液検査を受けている方は、結果を持参すると話が早くなります。
強い疲労が続く背景には、貧血・甲状腺の病気・糖尿病などが隠れていることがあります。まだ血液検査を受けていない場合は、施術より先に内科の受診をおすすめします。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
毎日飲みながら、胃腸の側から立て直す構成の処方が使われてきました。

この証には「気を補う」「胃腸の働きを助ける」を組み合わせた処方が使われてきました。足りないものを足す方向なので、体力が落ちている人でも比較的続けやすいとされます。
補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「脾気虚タイプの疲労と出た」。あわせて、食欲・便通・体重の変化と、いま飲んでいる薬・サプリ、直近の血液検査の結果を伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ疲労でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
脾気虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「胃腸を、休ませながら働かせる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、冷たい飲みものを、温かいものに替えることから。
食べ物・飲み物何を食べるか以上に、どう食べるかが響く証です。温かく、やわらかく、よく噛んで。
生活リズムこの証で足りないのは休息そのもの。頑張り方を変える前に、休む枠を作ります。
ツボ消化を助けるとされるツボが中心。強く押すより、じんわり温める使い方が向きます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では気血両虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。