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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 疲労・だるさ。東洋医学で調べると、こう考えられます

気血両虚きけつりょうきょ

エネルギーも栄養も、どちらも底をついている状態

動かす力(気)と、体を養う栄養(血)の両方が目減りしている——だるさに加えて、立ちくらみや動悸、顔色の悪さが重なる疲れ方と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気(エネルギー)と血(栄養)の両方が不足し、体を養えていない状態です。
からだの状態気血両虚きけつりょうきょ ── 動かす力と、養う材料の両方が目減りしています。
特徴的なサイン立ちくらみ・めまい動悸・息切れ顔色が青白い髪や爪がもろい
整える方向気と血を同時に補い、全身を養う。
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いま、からだで起きていること

東洋医学では、体を動かす力を「」、全身を養う栄養を「」と呼び、この二つは互いに支え合っていると考えます。気が足りなければ血はつくられず、血が足りなければ気も力を出せません。

あなたは、その両方が目減りしている状態。脾気虚のだるさに加えて、立ちくらみ・動悸・息切れ・顔色の悪さ・髪や爪のもろさといった「養えていないサイン」が重なるのが特徴です。同じ疲れでも、休んでも戻りにくいのがこの証の困りどころになります。

動かす力と養う材料が同時に細る。互いに支え合うものが両方減った状態を 気血両虚きけつりょうきょ と呼びます。

気血両虚の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、気血両虚きけつりょうきょ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの疲労・だるさがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

疲れやすく、休んでも戻りにくい立ちくらみ・目の前が暗くなる動悸・少し動くと息が切れる顔色が青白い・つやがない唇や爪の色が薄い髪がぱさつく・抜ける手足がしびれる・こむら返り舌の色が淡い
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なぜ、この状態に傾くのか

多くは、血そのものを失ったか、つくれていないかのどちらかです。

  1. 01月経量が多い・不正出血血が実際に失われ続ける状態は、この証でいちばん多い背景です。まず婦人科で相談すべきサインでもあります。
  2. 02出産・手術・大きな病気のあと気血を一度に消耗したあとは、この状態が長く残ることがあります。
  3. 03食事量の不足・極端なダイエット血は食べたものからつくられます。たんぱく質や鉄が入ってこないと、材料が足りません。
  4. 04慢性の胃腸の不調食べていても吸収できていなければ、材料は増えません。脾気虚が長引いた結果としても起こります。
  5. 05働きすぎ・慢性の睡眠不足血は主に夜、休んでいる間に養われます。眠る時間が削られると回復が追いつきません。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(気血両虚きけつりょうきょ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

空腹のまま来ると、施術中にくらっとします。

鍼の本数を絞り、置く時間も短くします。

この証は「余っているものを捌く」のではなく「足りないものを補う」方向。強い刺激はかえって消耗させるため、鍼灸では本数を絞り、温めながら気血をつくれる状態に戻すことを優先します。なお、慢性的な疲労については研究はあるものの、質の高い試験が少なく、確定的な結論は出ていません。体質の側から見る選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • 気をつくる場所と、血を養う場所を組む足三里あしさんり三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)に、血に関わるとされる血海けっかい膈兪かくゆを合わせる組み立てが基本です。
  • 刺激は弱めに、灸を併用本数を絞り、置く時間を短くする組み立てが向きます。強い刺激を売りにする院は、この証には向きません。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後施術中に立ちくらみが出ることがあります。空腹での来院は避け、起き上がるときはゆっくりと。

通う頻度と、院の選び方

満たし直す方向のため、見立てを長めにとる証です。はじめは週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。だるさ・立ちくらみの頻度・顔色・眠りの深さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は貧血の有無を確認し、必要なら受診をすすめてくれるかを判断材料にしてください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「だるさに加えて、立ちくらみと動悸がある。顔色も悪いと言われる」。月経の量と周期、直近の血液検査(ヘモグロビン値・フェリチン値)が分かれば、あわせて伝えてください。

この証は、貧血や慢性の出血が背景にあることが少なくありません。立ちくらみ・動悸・息切れがあるなら、施術より先に内科・婦人科で血液検査を受けてください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

鉄剤を飲んでいるなら、それも伝えてください。

どちらか一方だけでは追いつかない、と考えて組まれた処方があります。

この証には「気を補う」「血を補う」を同時に行う処方が使われてきました。どちらか一方だけでは追いつかない状態のため、両方を組み合わせた構成になります。

この状態に使われてきた処方

十全大補湯じゅうぜんたいほとう
気血両虚の代表格。病後や産後、手術のあとの回復期に用いられてきました。冷えをともなうときにも。
人参養栄湯にんじんようえいとう
上に加えて、息切れ・咳・不眠・気力の落ちこみが重なる場合に。
加味帰脾湯かみきひとう
気血の不足に、眠りの浅さや気分の落ちこみが前に出ているときに。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)十全大補湯・人参養栄湯・加味帰脾湯はいずれも保険適用のエキス製剤があります。貧血があれば鉄剤との併用も相談できます。

補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

補う処方でも、胃腸が弱っているときは重く感じることがあります。飲みはじめて胃もたれや食欲不振が出たら、続けずに相談先へ伝えてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「気血両虚タイプの疲労と出た」。月経の量・周期、出産や手術の時期、体重の変化、飲んでいる薬とサプリ(鉄剤を含む)を伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味帰脾湯)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

気血両虚という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「減らさない、そして足す」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、毎食たんぱく質を一品入れることから。

食べ物・飲み物

血の材料を、毎日きらさない

血を養うとされるのは、赤・黒の食材とたんぱく質。量が足りていないケースも多い証です。

  • とりたい赤身の肉・レバー・卵・黒豆・ほうれん草・にんじん・なつめ・くこの実・ぶどう
  • 控えたい極端な糖質制限や絶食・食事を飲みもので済ませる・濃いお茶やコーヒーを食事と一緒に
生活リズム

夜に、養う時間をつくる

血は夜に養われると考えます。この証では、眠る時間を増やすことが最大の養生です。

  • やりたい23時までに布団へ/立ち上がるときはゆっくり/散歩程度の運動から/目を休ませる時間を
  • 控えたい夜更かし/長時間のスマホ・PC作業/息が上がる激しい運動/サウナで大量に汗をかく
ツボ

内くるぶしと膝の内側から、養う

血を養うとされるツボです。強く押さず、温めながらゆっくり触れる程度から。

  • この証に三陰交さんいんこう(内くるぶしの上)・血海けっかい(膝の内側の上)・足三里あしさんり(膝の下)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気と血を同時に補う処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に十全大補湯じゅうぜんたいほとう人参養栄湯にんじんようえいとう加味帰脾湯かみきひとう
処方ごとの解説を見る →
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この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの満たし直す方向のため、いちばん時間がかかる証です。まず1ヶ月、食事量と睡眠時間を確保して「立ちくらみの頻度・顔色・朝の起きやすさ」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へこの証にあてはまる方は、まず血液検査を受けてください。 立ちくらみ・動悸・息切れ・顔色の悪さは、貧血のもっとも典型的なサインです。貧血の裏に、月経のトラブル、胃や腸からの出血、腎臓の病気が隠れていることもあります。とくに、思いあたる理由のない急な体重減少/数週間続く発熱/少し動いただけの強い息切れ/白目や皮膚が黄色い(黄疸)/首やわきのリンパ節の腫れ/黒い便・血の混じった便があるときは、様子を見ずに受診してください。甲状腺の病気、糖尿病、うつ病、悪性腫瘍が背景にあることもあり、いずれも検査ではじめて分かります。標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では肝鬱気滞かんうつきたいも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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