無料・3分もう一度調べる

RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 疲労・だるさ。東洋医学で調べると、こう考えられます

肝鬱気滞かんうつきたい

気の巡りがせき止められ、動かせずに疲れている状態

エネルギーが足りないのではなく、あるのに流れていない——気分によって重さが変わり、ため息やのどのつまり感をともなうだるさと考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の巡りが滞り、あるはずの力を使えなくなっている状態です。
からだの状態肝気鬱結かんきうっけつ ── 量が足りないのではなく、流れが止まっています。
特徴的なサイン気分によってだるさが変わるため息が多いのどのつまり感脇腹や胸が張る
整える方向滞りを流し、気を動かせる状態に戻す。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、気をのびのびと巡らせる働きを「かん」が担うと考えます。肝は流れているのが自然な状態で、抑え込まれると流れが止まります。

この証の疲れは、量の問題ではなく流れの問題です。そのため、休んでもすっきりしないのに、好きなことをしていると急に軽くなる、朝より夕方が楽、といったムラのある出方をします。脾気虚や気血両虚の「一日を通してだるい」とは、疲れ方の形がはっきり違います。

巡るはずの気がせき止められ、動かせないまま重くなる。この状態を 肝鬱気滞かんうつきたい と呼びます。

肝鬱気滞の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、肝鬱気滞かんうつきたい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの疲労・だるさがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

だるさに波がある・気分で変わるため息が多いのどに何かつまった感じ脇腹や胸のあたりが張るイライラする/急に落ち込むお腹が張る・便通が不安定月経前に強くなる眠りが浅い・寝つきが悪い
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、感情を「流せていない」ことから。強い我慢が続いていませんか。

  1. 01言えないまま抱えた不満・怒り肝は感情の巡りを担います。口に出せずに抱え込んだものは、そのまま流れを止めると考えます。
  2. 02終わりの見えないプレッシャー緊張が続く環境では気の流れが止まりやすく、休んでも抜けない重さになります。
  3. 03選べない・変えられない状況自分で決められない状態が長く続くと、この証は強く出ます。環境要因の比重が大きい証です。
  4. 04発散の機会がない生活体を動かす・声を出す・笑うといった出口がないと、滞りは動きません。
  5. 05月経前・更年期の変動ホルモンの変動期は気の巡りが乱れやすく、この状態が周期的に強く出ることがあります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝鬱気滞かんうつきたい)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

好きなことをしていると軽くなる。その波を見ます。

呼吸を深くする練習が、施術に加わることもあります。

この証のだるさは、足りないから重いのではなく、あるものが動いていないために重いタイプ。鍼灸では、補うより先に流れを開くことを行います。4つの証のなかでは、比較的早く変化を感じやすいとされます。なお、慢性的な疲労については研究はあるものの、質の高い試験が少なく、確定的な結論は出ていません。体質の側から見る選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • 手足の末端と、胸まわりを使う太衝たいしょう(足の甲)・合谷ごうこく(手の甲)・膻中だんちゅう(胸の中央)・期門きもん(肋骨の下)など、流れを開くとされるツボが中心です。
  • 補う施術より、動かす施術が主体灸で温めて底上げする脾気虚や腎陽虚とは組み立てが逆になります。呼吸を深くする指導が入ることもあります。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後肩・首・脇腹の張りを一緒にゆるめる施術が入ることもあります。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。だるさの波・ため息の回数・のどのつまり感を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して発散の手段を持つことが前提になります。院は問診に時間をかけてくれるか話をよく聞いてくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「だるいけれど波がある。ため息が多く、のどがつまる感じがする」。ストレスの心当たりがあれば、話せる範囲で伝えておくと施術方針が定まりやすくなります。

強い気分の落ち込みや、何をしても楽しめない状態が続いているなら、東洋医学より先に心療内科・精神科へご相談ください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強いだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

足すより、動かす側に振った処方です。

体力が落ちきっているときは、だるさが増すこともあります。

この証には「気の巡りを開く」を軸に、必要に応じて「熱を冷ます」「胃腸を助ける」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく、動かす方向の構成になります。

この状態に使われてきた処方

四逆散しぎゃくさん
気の滞りが中心で、脇腹の張りや緊張が前に出ているときに挙がります。
加味逍遙散かみしょうようさん
滞りに熱と血の不足が重なり、月経前の不調や気分の波をともなうとき。
柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとう
滞りがありながら体力が落ちていて、冷えや寝汗をともなう場合に。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)四逆散・加味逍遙散・柴胡桂枝乾姜湯はいずれも保険適用のエキス製剤があります。気分の落ち込みが強い場合は、心療内科との併診も選択肢です。

動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし漫然と続けるものではないため、区切りを決めて相談先へ戻り、方針を見直してください。

気を動かす処方は、体力が落ちきっている方には負担になることがあります。飲んでいてだるさが増す、食欲が落ちると感じたら、続けずに相談先へ伝えてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝鬱気滞タイプの疲労と出た」。だるさの波、月経前後の変化、便通、眠りの状態、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(柴胡桂枝乾姜湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

肝鬱気滞という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

  • 無料
  • 登録不要
  • しつこい営業はしません
  • 3営業日以内に返信
SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「ためない、動かす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、一日一回、深く長い呼吸を10回から。この証は、休むより動かすほうが軽くなります。

食べ物・飲み物

香りで、流れを助ける

この証では、栄養価より「香り」が働くとされます。食事の時間を急がないことも養生です。

  • とりたい柑橘類・みかんの皮(陳皮)・しそ・三つ葉・セロリ・ミントティー・ジャスミン茶
  • 控えたいお酒での発散・食事を抜く/どか食い・スマホを見ながらの早食い・カフェインの飲みすぎ
生活リズム

出口を、日中につくる

滞りは動かさないと動きません。休息より、発散の機会を増やすほうが響く証です。

  • やりたい汗ばむ程度の運動を週2〜3回/人に話す・紙に書き出す/声を出して笑う時間をつくる
  • 控えたい予定を詰めきる/休日も仕事の連絡を見る/不満を溜めたまま黙る/寝る直前までSNS
ツボ

足の甲と胸から、流れを開く

巡りを開くとされるツボです。少し痛いくらいの強さで、息を吐きながら押します。

  • この証に太衝たいしょう(足の甲・親指と人差し指の間)・膻中だんちゅう(胸の中央)・内関ないかん(手首の内側)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気の巡りを開く処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に四逆散しぎゃくさん加味逍遙散かみしょうようさん柴胡桂枝乾姜湯さいこけいしかんきょうとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの流れを開く方向のため、比較的早く手応えが出ることがあります。ただし原因が続くかぎり戻ります。まず2週間、発散の時間を意識して確保し「だるさの波・ため息の回数・のどのつまり感」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ気分の落ち込みが強い、何をしても楽しめない、朝がいちばんつらい、といった状態が2週間以上続く場合は、東洋医学より先に心療内科・精神科へご相談ください。 うつ病や不安障害は、疲労・だるさが最初の症状として出ることがあります。また、疲労が続くときは体の病気を除外するのが先です。まだ血液検査を受けていない場合は、内科で調べてもらってください。 とくに、思いあたる理由のない急な体重減少/数週間続く発熱/少し動いただけの強い息切れ/白目や皮膚が黄色い(黄疸)/首やわきのリンパ節の腫れがあるときは、様子を見ずに受診を。甲状腺の病気、貧血、糖尿病、悪性腫瘍が背景にあることがあります。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

NEXT

もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では腎陽虚じんようきょも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →