RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 疲労・だるさ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 気の巡りがせき止められ、動かせずに疲れている状態
エネルギーが足りないのではなく、あるのに流れていない——気分によって重さが変わり、ため息やのどのつまり感をともなうだるさと考えられます。

東洋医学では、気をのびのびと巡らせる働きを「肝」が担うと考えます。肝は流れているのが自然な状態で、抑え込まれると流れが止まります。
この証の疲れは、量の問題ではなく流れの問題です。そのため、休んでもすっきりしないのに、好きなことをしていると急に軽くなる、朝より夕方が楽、といったムラのある出方をします。脾気虚や気血両虚の「一日を通してだるい」とは、疲れ方の形がはっきり違います。
巡るはずの気がせき止められ、動かせないまま重くなる。この状態を 肝鬱気滞 と呼びます。
肝鬱気滞の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、肝鬱気滞(かんうつきたい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの疲労・だるさがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、感情を「流せていない」ことから。強い我慢が続いていませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝鬱気滞)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
呼吸を深くする練習が、施術に加わることもあります。

この証のだるさは、足りないから重いのではなく、あるものが動いていないために重いタイプ。鍼灸では、補うより先に流れを開くことを行います。4つの証のなかでは、比較的早く変化を感じやすいとされます。なお、慢性的な疲労については研究はあるものの、質の高い試験が少なく、確定的な結論は出ていません。体質の側から見る選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。だるさの波・ため息の回数・のどのつまり感を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して発散の手段を持つことが前提になります。院は問診に時間をかけてくれるか、話をよく聞いてくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「だるいけれど波がある。ため息が多く、のどがつまる感じがする」。ストレスの心当たりがあれば、話せる範囲で伝えておくと施術方針が定まりやすくなります。
強い気分の落ち込みや、何をしても楽しめない状態が続いているなら、東洋医学より先に心療内科・精神科へご相談ください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強いだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
体力が落ちきっているときは、だるさが増すこともあります。

この証には「気の巡りを開く」を軸に、必要に応じて「熱を冷ます」「胃腸を助ける」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく、動かす方向の構成になります。
動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし漫然と続けるものではないため、区切りを決めて相談先へ戻り、方針を見直してください。
気を動かす処方は、体力が落ちきっている方には負担になることがあります。飲んでいてだるさが増す、食欲が落ちると感じたら、続けずに相談先へ伝えてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝鬱気滞タイプの疲労と出た」。だるさの波、月経前後の変化、便通、眠りの状態、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(柴胡桂枝乾姜湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
肝鬱気滞という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「ためない、動かす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、一日一回、深く長い呼吸を10回から。この証は、休むより動かすほうが軽くなります。
食べ物・飲み物この証では、栄養価より「香り」が働くとされます。食事の時間を急がないことも養生です。
生活リズム滞りは動かさないと動きません。休息より、発散の機会を増やすほうが響く証です。
ツボ巡りを開くとされるツボです。少し痛いくらいの強さで、息を吐きながら押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では腎陽虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。