RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 胃の痛み・胃もたれ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 胃を動かす温かさが足りず、冷えて重くなっている状態
胃腸を動かすための温かさが足りず、食べたものを処理しきれなくなっている——シクシクと鈍く痛み、温めたり食べたりすると楽になる胃の不調と考えられます。

東洋医学では、みぞおちのあたりを「中焦」と呼び、ここが適度に温かいことではじめて食べたものを処理できると考えます。鍋を火にかけるのと同じで、火が弱ければ中身は煮えません。
あなたは、その温かさが足りない状態。シクシクと鈍く痛む・お腹をさすったり温めたりすると楽になる・空腹のときにつらく、少し食べると和らぐという形で出ます。冷たい飲みものや冷房でてきめんに悪くなるのが、この証のいちばん分かりやすい目印です。
胃を動かすのは熱。その火が細ると、食べたものはそこにとどまる。この状態を 脾胃虚寒 と呼びます。
脾胃虚寒の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、脾胃虚寒(ひいきょかん)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの胃の痛み・胃もたれがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、胃を冷やし続けた積み重ねから。思い当たるものはありますか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(脾胃虚寒)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
鍼灸ではこれを胃の火の弱さと読み、灸を主役に置きます。

この証の胃の不調は、荒れて炎症を起こしているのではなく、冷えて動きが鈍っているタイプ。鍼灸では、みぞおちからへそにかけてを温めて、胃が自分で動ける状態に戻すことを優先します。なお、胃腸の不調(機能性ディスペプシア)については、他の治療より優れているとは言えないという系統的レビューがあります。体質の側から見る選択肢のひとつとして考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。痛みの強さ・食欲・食後の重さ・便通を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし冷たいものをやめないと戻りやすいため、施術と食習慣の見直しはセットで。院は内視鏡検査の結果を確認したうえで施術を組んでくれるか、お腹を直接診てくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「みぞおちがシクシク痛む。温めたり食べたりすると楽になる」。胃カメラを受けたことがあればその時期と結果、飲んでいる胃薬をメモしていくと、初回の問診が早く深くなります。
黒いタール状の便、吐血、体重が減ってきた、という場合は施術より先に消化器内科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。低温やけどを避けるため、灸の熱さは我慢せずその場で伝えてください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
機能性ディスペプシアの項に、六君子湯が「エビデンスレベルA・推奨の強さ強」で記載されています。

この証には「胃を温める」「気を補う」を組み合わせた処方が使われてきました。胃の不調に幅広く使われる処方のなかでも、冷えを前提にした温める構成が選ばれる領域です。
胃の不調に対する処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、相談先へ戻って方針を見直してください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「脾胃虚寒タイプの胃の不調と出た」。痛むタイミング(空腹時か食後か)、温めたときの変化、便通、いま飲んでいる薬(胃薬・鎮痛薬を含む)を必ず伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ胃の不調でも合う処方は体質で変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。ここで挙げた人参湯は、甘草を比較的多く含む処方です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
脾胃虚寒という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「胃を冷やさない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、冷たい飲みものを、常温か温かいものに替えることから。この証には、これがいちばん響きます。
食べ物・飲み物胃に処理の負担をかけない食べ方が向きます。量より、温度と回数を変えるのが先です。
生活リズム時間を決めて食べることが、この証ではいちばん大きく響きます。
ツボ胃腸を助けるとされるツボです。強く押すより、手のひらやカイロでじんわり温めます。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では肝気犯胃も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。