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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 胃の痛み・胃もたれ。東洋医学で調べると、こう考えられます

肝気犯胃かんきはんい肝胃不和かんいふわ

緊張の滞りが胃に及び、張って痛んでいる状態

行き場をなくした気の滞りが胃を締めつけている——ストレスがかかった日にはっきり悪くなり、みぞおちが張って痛む胃の不調と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の巡りの滞りが胃に及び、張るような痛みを起こしている状態です。
からだの状態肝気鬱結かんきうっけつ ── 感情の滞りが、そのまま胃の動きを止めています。
特徴的なサインみぞおちが張って痛むストレスで悪化するげっぷ・ため息が多い脇腹まで張る
整える方向気の滞りを流し、胃の動きを取り戻す。
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いま、からだで起きていること

東洋医学では、感情の巡りを担う「かん」と、食べたものを下ろす「」は隣り合わせで影響し合うと考えます。肝の流れが止まると、その圧が胃に及ぶという見方です。

この証の痛みは、シクシクではなく「張って痛い」のが特徴。げっぷやため息が多く、出ると少し楽になる・脇腹まで張る・ストレスがかかった日にはっきり悪くなるという形で出ます。緊張する場面の前に胃が痛くなる、というのも典型です。

滞った気が横から胃を押す。感情の詰まりが消化にまで及ぶこの状態を 肝気犯胃かんきはんい と呼びます。

肝気犯胃の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、肝気犯胃かんきはんい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの胃の痛み・胃もたれがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

みぞおちが張って痛むストレス・緊張で悪化するげっぷが多い・出ると楽になるため息が多い脇腹や胸のあたりまで張る食欲が波を打つ便通が不安定(下痢と便秘をくり返す)のどに何かつまった感じ
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、感情を「流せていない」ことから。強い我慢が続いていませんか。

  1. 01言えないまま抱えた不満・怒り肝は感情の巡りを担います。抱え込んだものが流れを止め、その圧が胃に向かうと考えます。
  2. 02緊張を強いられる場面の連続会議やプレゼンの前に胃が痛む、という形で出ます。この証でいちばん分かりやすい場面です。
  3. 03急いで食べる・ながら食い落ち着かない状態での食事は、胃の動きを止めやすくします。
  4. 04環境の変化・生活の不安定さ転職・引っ越し・家族の変化など、気を張り続ける時期に出やすくなります。
  5. 05月経前の変化ホルモンの変動期は気の巡りが乱れやすく、周期的に胃の症状が強く出ることがあります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(肝気犯胃かんきはんい)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

会議の前に痛むなら、胃だけの話ではありません。

施術で使うのは足の甲の太衝。胃から遠いところから始めます。

この証は、胃そのものより胃を締めつけている流れの滞りが主役。鍼灸では、お腹を強く押すのではなく、滞りを開く経路に手を入れて、結果として胃の張りをゆるめる組み立てをとります。なお、胃腸の不調(機能性ディスペプシア)については、他の治療より優れているとは言えないという系統的レビューがあります。体質の側から見る選択肢のひとつとして考えてください。

施術では、こんなことをします

  • 足の甲と胸まわりを使う太衝たいしょう(足の甲)・期門きもん(肋骨の下)・膻中だんちゅう(胸の中央)など、流れを開くとされるツボが中心。胃の中脘ちゅうかんは併せて使います。
  • 吐き気には手首のツボが組まれる内関ないかん(手首の内側)は、吐き気やむかつきに広く使われてきたツボです。この証でもよく組み合わされます。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後肩・首・脇腹の張りを一緒にゆるめる施術が入ることもあります(自費)。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。みぞおちの張り・げっぷの回数・食欲の波を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して発散の手段を持つことが前提です。院は問診に時間をかけてくれるか話をよく聞いてくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「みぞおちが張って痛む。ストレスがかかると悪くなり、げっぷが多い」。症状が強く出る場面(仕事・人間関係・特定の時間帯)を伝えると、施術方針が定まりやすくなります。

「ストレスのせい」と決めつける前に、一度は内視鏡検査で器質的な病気を除外しておくことをおすすめします。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に痛みが強まる場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

ため息が多い人には、胃薬とは別の棚があります。

四逆散・柴胡疏肝湯。締めつけている側に向けて組まれた処方です。

この証には「気の巡りを開く」「胃の動きを下向きに戻す」を組み合わせた処方が使われてきました。温めて補う脾胃虚寒向けの処方とは、方向がはっきり異なります。

この状態に使われてきた処方

四逆散しぎゃくさん
気の滞りが中心で、みぞおちや脇腹の張り・緊張が前に出ているときに挙がります。
柴胡疏肝湯さいこそかんとう
張りと痛みが強く、げっぷや脇腹の痛みをともなう場合に用いられてきました。
半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
のどのつまり感や吐き気、気分の塞ぎが前に出ているときに。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)四逆散・半夏厚朴湯は保険適用のエキス製剤があります。胃酸を抑える薬との併用についても一緒に見てもらえます。

動かす方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、相談先へ戻って方針を見直してください。

気を動かす処方は、体力が落ちきっている方や、冷えが強い方には負担になることがあります。飲んでいてだるさや冷えが増すと感じたら、続けずに相談先へ伝えてください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「肝気犯胃タイプの胃の不調と出た」。症状が強くなる場面、げっぷ・ため息の頻度、便通の波、月経前後の変化、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

肝気犯胃という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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  • しつこい営業はしません
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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「ためない、下ろす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、食事のあいだはスマホを置き、ひと口ずつ噛むことから。

食べ物・飲み物

香りで、詰まりをほどく

この証では、栄養価より「香り」と「食べ方」が働くとされます。急いで食べないことが第一です。

  • とりたい柑橘類・みかんの皮(陳皮)・しそ・三つ葉・大根・ミントティー・ジャスミン茶
  • 控えたいお酒での発散・カフェインの飲みすぎ・辛いもの・ながら食い・怒りながらの食事
生活リズム

緊張の出口を、日中につくる

滞りは動かさないと動きません。胃を守るより、緊張を逃がすほうが結果的に響きます。

  • やりたい食前に深く長い呼吸を10回/汗ばむ程度の運動を週2〜3回/人に話す・紙に書き出す
  • 控えたい仕事をしながらの食事/寝る直前までメールやSNS/不満を溜めたまま黙る/夜の議論
ツボ

足の甲と手首から、詰まりを流す

流れを開くとされるツボです。息を吐きながら、少し痛いくらいの強さでゆっくり押します。

  • この証に太衝たいしょう(足の甲・親指と人差し指の間)・内関ないかん(手首の内側)・膻中だんちゅう(胸の中央)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気の滞りを開く処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に四逆散しぎゃくさん柴胡疏肝湯さいこそかんとう半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
処方ごとの解説を見る →
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この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの流れを開く方向のため、比較的早く手応えが出ることがあります。ただし原因が続くかぎり戻ります。まず2週間、食事中の環境と発散の時間を見直して「みぞおちの張り・げっぷの回数・食欲の波」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ黒いタール状の便が出る/血を吐く・コーヒーかすのようなものを吐く/思いあたる理由なく体重が減っている/食べ物が飲み込みにくい・つかえる/50歳以降ではじめて胃の症状が出た。いずれかに当てはまる場合は、まず消化器内科で内視鏡検査を受けてください。 ピロリ菌の感染、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がんが背景にあることがあります。「ストレス性」と自己判断するのがいちばん危ない証でもあるため、一度は器質的な病気を除外しておくことをおすすめします。また、冷や汗をともなう激しい上腹部の痛み、背中まで突き抜ける痛みは心筋梗塞・膵炎・穿孔などの可能性があり、すぐに救急を受診してください。強い気分の落ち込みや不安が続く場合は、心療内科・精神科が適していることがあります。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では飲食停滞いんしょくていたいも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →