RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 胃の痛み・胃もたれ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 処理しきれなかったものが、胃に残っている状態
食べた量や内容が処理できる範囲を超え、胃にとどまっている——お腹が張り、げっぷが酸っぱく、食べるとかえって悪くなる胃の不調と考えられます。

東洋医学では、処理しきれずに胃にとどまった飲食物を「食滞」と呼びます。古典には「胃和せざれば、則ち臥は安からず」とあり、胃に停滞があると眠りまで浅くなると考えられてきました。
この証は、押されると苦しい・げっぷやおならが臭う・食べるとかえって悪くなるのが特徴です。さすられたり食べたりすると楽になる脾胃虚寒とは、ちょうど反対の反応をします。年末年始や旅行のあと、飲み会が続いた時期に出やすい証です。
入れた量が、捌ける量を超える。胃にとどまったものが動きを止める状態を 飲食停滞 と呼びます。
飲食停滞の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、飲食停滞(いんしょくていたい)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの胃の痛み・胃もたれがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、食べ方と量から。ここ数日を振り返ってみてください。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(飲食停滞)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
鍼灸では、たまっているものに熱を足しても動かないと考えるためです。

この証は、足りないから不調なのではなく、入れすぎたものが胃で止まっているタイプ。鍼灸では、温めて補うのではなく、胃の動きを下向きに促して停滞を送り出すことを優先します。なお、胃腸の不調(機能性ディスペプシア)については、他の治療より優れているとは言えないという系統的レビューがあります。体質の側から見る選択肢のひとつとして考えてください。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。お腹の張り・げっぷ・食欲を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし食べ方が変わらないと戻りやすいため、施術と生活の見直しは必ずセットで。くり返す場合は、停滞そのものより土台の弱さを診てくれる院を選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「お腹が張って苦しく、げっぷが酸っぱい。食べるとかえって悪くなる」。ここ数日の食事内容と時間をメモしていくと、原因の切り分けが早くなります。
張りや吐き気が強く、便やおならがまったく出ない、押すとお腹全体が硬く痛い、という場合は腸閉塞などの可能性があります。施術ではなく救急受診を優先してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
保和丸・平胃散。長く飲むものではなく、区切って使うものとされます。

この証には「停滞を捌く」「胃の動きを整える」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく減らす方向のため、長く続けるものではないというのが、他の証との大きな違いです。
捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし漫然と続けるものではないため、症状が落ち着いたら相談先へ戻って、続けるかどうかを判断してください。
捌く方向の処方を、もともと胃腸が弱い方が長く続けると、かえって消化の力を削ることがあります。くり返す停滞は、補う処方に切り替える判断が必要になる場合があります。自己判断で飲み続けないでください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「飲食停滞タイプの胃の不調と出た」。いつから・何を食べたあとか、くり返しているのか一度きりか、便通の状態、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。ここで挙げた半夏瀉心湯は、甘草を比較的多く含む処方です。黄芩(おうごん)を含む処方(半夏瀉心湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
飲食停滞という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「胃を空にする時間をつくる」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、一食だけおかゆか、思いきって抜いてみることから。
食べ物・飲み物何を足すかより「何をやめるか」が響く証です。腹八分どころか、腹六分から始めます。
生活リズム停滞は動かさないと動きません。食後すぐ横にならないことが、この証の基本です。
ツボ停滞を捌くとされるツボです。少し強めに、息を吐きながらゆっくり押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では胃陰不足も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。