RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 胃の痛み・胃もたれ。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 胃のうるおいが枯れ、乾いて熱をもっている状態
胃を守るうるおいが減り、乾いた状態で熱をもっている——空腹感はあるのに食べられず、口が渇いてみぞおちが灼けるように感じる胃の不調と考えられます。

東洋医学では、胃は適度にうるおっていることではじめて働けると考えます。鍋に水がなければ焦げつくのと同じで、うるおいが減った胃は乾いて熱をもちます。
あなたは、その状態。みぞおちが灼けるように、あるいはチリチリと痛む・口やのどが渇く・お腹は空いた感じがするのに食べられないという形で出ます。温めるとかえってつらく、冷たいものを欲しがるのが、冷えが主役の脾胃虚寒とのいちばんの分かれ目です。
うるおいが尽きれば、胃は乾いて熱をもつ。長引く胃の不調がたどりつくこの状態を 胃陰不足 と呼びます。
胃陰不足の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、胃陰不足(いいんぶそく)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの胃の痛み・胃もたれがこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、胃のうるおいを乾かす積み重ねから。思い当たるものはありますか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(胃陰不足)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。
鍼灸ではこの矛盾を、胃の乾きとして読みます。

この証の胃の不調は、冷えでも停滞でもなくうるおい不足による乾きと熱が背景にあります。鍼灸では、温めて動かす方向ではなく、こもった熱を静めながらうるおいを補う方向で組み立てます。他の3証といちばん方針が違う証です。なお、胃腸の不調(機能性ディスペプシア)については、他の治療より優れているとは言えないという系統的レビューがあります。体質の側から見る選択肢のひとつとして考えてください。
うるおいを補う方向のため、変化はゆるやかです。はじめは週1回通う組み立てが一般的です。通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。痛み・口の渇き・食べられる量・便の状態を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。院は温める施術に偏らず、熱の有無を確かめてから組み立ててくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「みぞおちが灼けるように痛む。口が渇き、空腹感はあるのに食べられない」。温めるとかえってつらいなら、それも最初に伝えてください。施術の方針が変わります。
灼けるような痛みが続く場合、逆流性食道炎や胃潰瘍が背景にあることがあります。まだ内視鏡検査を受けていなければ、施術より先に消化器内科の受診をおすすめします。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
麦門冬湯。うるおいを足す一点で、胃の話とつながります。

この証には「うるおいを補う」「こもった熱を静める」を組み合わせた処方が使われてきました。温めて動かす脾胃虚寒向けの処方や、捌く飲食停滞向けの処方とは、方向がまったく異なります。
うるおいを補う方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。
この証では、温めて乾かす性質の処方(辛みの強いもの・体を温める構成のもの)が向きません。 胃によいと聞いた処方でも、飲んで灼ける感じや渇きが強まるなら、続けずに相談先へ伝えてください。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「胃陰不足タイプの胃の不調と出た」。口の渇き、便の乾き、寝汗、温めたときの変化、いま飲んでいる薬(胃酸を抑える薬を含む)を必ず伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
胃陰不足という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「潤して、乾かさない」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、辛いものとお酒を、いったんやめてみることから。
食べ物・飲み物白い食材・水分の多い食材が向きます。熱すぎるもの、乾いたものは避けます。
生活リズムうるおいは夜つくられると考えます。この証では、眠る時間を増やすことが直接の養生になります。
ツボうるおいに関わるとされるツボです。温めずに、息を吐きながらそっと押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では飲食停滞も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。