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ST21足の陽明胃経おなか

梁門りょうもん

みぞおちとへその中間から、指3本分外。つかえを「梁(はり)」に見立てた名前を持つ、胃の前の門。

胃のつかえ食欲が出ないとき食べすぎたあとの重さ

梁門(りょうもん)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    みぞおち(胸の骨の下端)とへその、ちょうど中間を見つける(=中脘)

  2. 2

    そこから左右へ、指3本分

  3. 3

    肋骨にかからない、やわらかいところ

見つけかた中脘とセットで覚えると探しやすいです。左右に1つずつあります。

おなかのあたりの見取り図
おなかのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

指3本をそろえて、息を吐きながらごく軽く。胃のあたりは強く押す場所ではありません。手のひらで覆って温める使い方も伝えられてきました。

  1. 梁門の押し方 1:あおむけになる

    1あおむけになる

    ひざを立てて、おなかの力を抜きます。

  2. 梁門の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    みぞおちとへその中間(中脘)から左右へ指3本分、肋骨にかからないやわらかいところに指3本を当てます。

  3. 梁門の押し方 3:やわらかく沈める

    3やわらかく沈める

    息を吐きながら、2〜3秒かけて指の重みだけで沈めます。みぞおちが硬いときほど、軽く。

  4. 梁門の押し方 4:温めて仕上げる

    4温めて仕上げる

    手のひらで胃のあたりを覆い、3〜5回ゆっくり呼吸します。

強さ
指の重みだけ。押し込まない
時間・回数
2〜3秒×5回、または手を当てて3〜5呼吸
タイミング
食欲が出ないとき(食後すぐは避ける)
やめるサイン
食後すぐは行わない/妊娠中は押さない/強い痛み・しこりは受診を
注意

妊娠中はおなかを押さないでください。みぞおちの強い痛み・しこり・繰り返す不快感は、押す前に受診してください(結果ページのレッドフラグにも明記しています)。

03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

「梁」は、屋根を支える太い横木のこと。古典は、みぞおちにつかえが横たわった状態を梁にたとえ、その出入り口にあたるこの場所に梁門と名づけました。

胃の結果ページで、中脘・足三里と並んで登場します。胃の不調を、おなかの正面から扱う胃経らしいツボです。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

梁門についてのQ&A

よく聞かれること

食後の胃もたれに、すぐ押していいですか?
食後すぐは避け、1時間ほど置いてからが目安として紹介されてきました。手のひらで軽く覆って温めるだけでも、昔ながらの使い方に沿っています。
みぞおちが硬い気がします。強く押してほぐすべきですか?
いいえ。硬いときほど軽くが原則として伝えられています。強い痛み・しこり・体重減少をともなう場合は、押さずに受診してください。
毎日押しても大丈夫ですか?
やさしく行う範囲であれば、毎日の習慣として紹介されてきました。妊娠中は押さないでください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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