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PC8手の厥陰心包経て・うで

労宮ろうきゅう

「疲労が集まる宮殿」と書く手のひらの中心。緊張したとき、無意識に握っている場所。

緊張・あがり手のほてり気持ちの高ぶり

労宮(ろうきゅう)の位置
01

位置の取り方

指で順にたどって確かめます

  1. 1

    軽くこぶしを握る

  2. 2

    中指の先が、手のひらに当たるところ

  3. 3

    手のひらのほぼ中央のくぼみ

見つけかた反対の手の親指で押すと、手のひら全体にじわっと広がる感覚があります。

て・うでのあたりの見取り図
て・うでのあたり
02

押し方

動作ごとに分けて説明します

親指の腹で、円を描くようにゆっくり5秒×5回ほど。プレゼン前など、緊張する場面で手のひらを温めながら押す使い方が紹介されてきました。

  1. 労宮の押し方 1:支えをつくる

    1支えをつくる

    ひじを机やひざの上に置き、手のひらを上に向けて開きます。

  2. 労宮の押し方 2:指を当てる

    2指を当てる

    軽くこぶしを握ったとき中指の先が当たる場所──手のひらのほぼ中央のくぼみに、反対の手の親指の腹を当てます。

  3. 労宮の押し方 3:垂直に沈める

    3垂直に沈める

    息を吐きながら、小さく円を描くようにゆっくり沈めます。痛みが出る手前で止めます。

  4. 労宮の押し方 4:同じ速さで戻す

    4同じ速さで戻す

    力をゆるめ、同じ速さで離します。5回ほど、反対の手のひらも同じように。

強さ
軽く響く程度。強く揉みほぐさない
時間・回数
5秒ほど×5回。左右とも
タイミング
人前に出る前など、緊張しているとき
やめるサイン
痛み・しびれが出たとき/押したあとに違和感が残るとき
03

名前の由来と、東洋医学の見立て

なぜこの名前で、どう考えられてきたか

「労」は疲れ、「宮」は宮殿。日々の疲れと緊張が集まってくる場所、という意味の名前です。心を守る膜とされる心包しんぽうの経絡上にあります。

緊張すると手を握りしめる、不安なとき手のひらに汗をかく──手のひらと心の状態のつながりは、誰もが体感していることです。東洋医学はそれをこのツボに落とし込みました。

04

間違えやすい位置

ツボは位置がすべてです

05

労宮についてのQ&A

よく聞かれること

人前に出る前に押しても大丈夫ですか?
手のひらなので、座ったまま人目を気にせず押せる場所として紹介されてきました。強く押す必要はありません。軽く響く程度で十分だと伝えられています。
痛いほど効くのですか?
強いほどよい、という説明のされ方はしていません。手のひらは皮膚が厚い一方で、深く押すと痛みが出やすい場所です。息を吐きながら、軽く響く程度で止めてください。
妊娠中に押しても大丈夫ですか?
労宮は、妊娠中に刺激を避けるべきとされてきたツボ(三陰交・合谷・肩井など)には含まれていません。ただし体調は人によって違うので、押す前に主治医または国家資格を持つ施術者にご相談ください。

※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

このツボが関わる症状

このツボが、どの不調の文脈で使われてきたか

一緒に使われてきたツボ

位置が近いのではなく、組み合わせて語られてきたもの

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