「風の邪が溜まる池」と書く、うなじのくぼみ。頭痛・首こり・目の疲れの文脈の代表穴。

指で順にたどって確かめます
うなじの、髪の生え際に親指を置く
首の中心の太い筋肉と、耳の後ろの骨のあいだ
左右にある、深いくぼみ
見つけかた親指を当てて頭の重さを軽く預けると、目の奥へ響くような感覚があります。

動作ごとに分けて説明します
両手で頭を包み、左右の親指をくぼみに当てて、頭の中心へ向けて5秒×5回ほど。デスクワークの合間に、上を向きながら押す使い方が紹介されてきました。

1支えをつくる
両手で頭を包むように持ち、ひじは張らずに肩を下げます。

2指を当てる
生え際の高さで、首の中心の太い筋肉と耳の後ろの骨のあいだの深いくぼみに、左右の親指を当てます。

3垂直に沈める
息を吐きながら、頭の中心へ向けて3〜5秒かけて沈めます。首を軽く前に傾けると入りやすくなります。

4同じ速さで戻す
首をまっすぐに戻しながら、同じ速さで離します。5回ほど。
なぜこの名前で、どう考えられてきたか

東洋医学は、かぜ(風邪)を文字どおり「風の邪」が体に入り込むものと見立て、その入り口であり溜まり場(池)とされたのがこのツボです。かぜのひきはじめに首の後ろがゾクッとする感覚は、この見立てとよく重なります。
現代では、頭痛・首こり・目の疲れというデスクワークの三点セットの文脈で、最も名前が挙がるツボのひとつです。
ツボは位置がすべてです
やりがち首の真ん中(背骨の上)を押してしまう
正しくは風池は中心ではなく、首の中心の太い筋肉と、耳の後ろの骨のあいだにある左右のくぼみです。生え際に沿って、中心から少し外へずらしてください。
やりがち髪の中(生え際より上)を押してしまう
正しくは風池は生え際より下、首の皮膚の上です。髪の中を押していると感じたら、少し下へずらしてください。
やりがち首を強くひねりながら押してしまう
正しくは首をひねると位置がずれ、負担もかかります。首は軽く前に傾けるだけにして、両手で頭を包んで支えてください。
よく聞かれること
※ このページは経穴(ツボ)の一般的な解説で、効果を保証するものではありません。強い痛み・しびれ・急な症状があるときは、押す前に医療機関へ。施術を受ける場合は、国家資格(はり師・きゅう師)を持つ施術者にご相談ください。

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