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血にはたらく

身痛逐瘀湯しんつうちくおとう

「身の痛みの瘀を逐う」と名前に書いてある、清代の駆瘀血処方。

身痛逐瘀湯(しんつうちくおとう)のイメージ

処方の骨格 ── 12

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

処方名がそのまま見立てです。「身痛」=からだの痛み、「逐瘀」=滞った血(瘀血おけつ)を追い払う。清代の医家・王清任が『医林改錯』で示した逐瘀湯シリーズのひとつで、場所が固定した、刺すような痛みが長引くときの設計です。

桃仁・紅花・当帰・川芎が血を動かし、没薬・五霊脂が痛みの滞りに、秦艽・羌活が経絡の通りに対応します。地竜(ミミズ)まで動員する、「通す」ことに徹した組み立てです。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、腰痛のうち瘀血阻滞おけつそたいの証で登場します。疎経活血湯と並べて、滞りの要素が強く、痛みが鋭く固定しているときの文脈で書いています。日本では医療用エキス製剤がなく、取り扱いのある漢方薬局・医療機関での相談になります。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:疎経活血湯そけいかっけつとう桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん血府逐瘀湯けっぷちくおとう

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