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血にはたらく

折衝飲せっしょういん

滞った血の「勢いを折る」と名づけられた、日本生まれの駆瘀血処方。

折衝飲(せっしょういん)のイメージ

処方の骨格 ── 9

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

「折衝」は、突き進む勢いをくじく、という意味の言葉です。強い月経痛の背景に、滞った血(瘀血おけつ)の詰まりを見て、その勢いを折る──江戸時代の医家・香月牛山が伝えた、日本生まれの処方です。

当帰・川芎・芍薬が血を養い、桃仁・紅花・牡丹皮・延胡索・牛膝が滞りを動かす。9味のうち5味が「動かす」側という、攻めの比重が大きい構成です。桂皮が巡りの起点をつくります。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、生理の悩みのうち気滞血瘀きたいけつおの証で登場します。桂枝茯苓丸・桃核承気湯と並ぶ「血を動かす側」の処方で、痛みの強さが前に出ているときに名前が挙がる文脈です。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん桃核承気湯とうかくじょうきとう当帰芍薬散とうきしゃくやくさん

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この処方が合うかは、
証で変わります

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