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温める・腎を養う

杞菊地黄丸こぎくじおうがん

六味丸に枸杞子と菊花。腎を養いながら、目に届かせる処方。

杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)のイメージ

処方の骨格 ── 8

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

土台は、腎を養う基本処方の六味丸(六味地黄丸)。そこに枸杞子(クコの実)と菊花を加えたのが杞菊地黄丸です。東洋医学には「肝腎を養うことが、目を養うことにつながる」という見立てがあり、加齢や消耗にともなう目のかすみ・疲れ目・めまいに、この形が選ばれてきました。

地黄・山茱萸・山薬が補い、沢瀉・茯苓・牡丹皮が余分をさばく「三補三瀉」の六味丸の骨格に、枸杞子が精を、菊花が目にのぼった熱をさばく役として乗ります。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、めまいの腎精不足じんせいぶそく、更年期の腎陰虚じんいんきょの証で登場します。目の症状が前に出ているときの選択肢として書いています。日本には医療用エキス製剤がないため、取り扱いのある漢方薬局・医療機関で相談してください。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:六味丸ろくみがん八味地黄丸はちみじおうがん知柏地黄丸ちばくじおうがん

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この処方が合うかは、
証で変わります

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