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温める・腎を養う

知柏地黄丸ちばくじおうがん

六味丸に、冷ます知母・黄柏を足した処方。うるおい不足の熱(のぼせ・寝汗)に。

知柏地黄丸(ちばくじおうがん)のイメージ

処方の骨格 ── 8

この処方に甘草は含まれません。

01この処方の考え方

土台は、腎のうるおいを養う六味丸(六味地黄丸)です。うるおいが減ると、相対的に熱が勝って、のぼせ・ほてり・寝汗が出てくる──東洋医学のいう陰虚いんきょの熱です。知柏地黄丸は、六味丸に知母と黄柏という冷ます2味を加えて、この熱に対応させた構成です。

地黄・山茱萸・山薬が補い、沢瀉・茯苓・牡丹皮が余分を捌く「三補三瀉」の骨格はそのまま。そこに冷ます2味が乗る、足し算の意図が読みやすい処方です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、更年期の不調のうち腎陰虚じんいんきょの証で登場します。六味丸・杞菊地黄丸と並べて、のぼせや寝汗が強く出ているときに挙がる処方として書いています。日本では医療用エキス製剤が少ないため、取り扱いのある漢方薬局・医療機関での相談になります。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:六味丸ろくみがん杞菊地黄丸こぎくじおうがん八味地黄丸はちみじおうがん

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この処方が合うかは、
証で変わります

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東洋医学の視点から言葉にします。

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