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気を補う

啓脾湯けいひとう

「脾を啓(ひら)く」。弱った消化力を立て直して、下痢に向き合う処方。

啓脾湯(けいひとう)のイメージ

処方の骨格 ── 11

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

「啓」は、ひらく・目覚めさせるの意。下痢を薬で「止める」のではなく、消化する力そのものを立ち上げ直すという発想が名前になっています。東洋医学では、慢性の下痢は「脾(消化のはたらき)が弱って、食べたものを処理しきれていないサイン」と見立てます。

人参・朮・茯苓(四君子湯の骨格)が土台を補い、山薬・蓮肉が腸を穏やかに支え、山査子が消化を助け、沢瀉が余分な水をさばく。補いながらさばく、子どもにも使われてきた穏やかな設計です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、下痢の脾胃虚弱ひいきょじゃく証で登場します。下痢止めとは目的が違い、止めるのではなく消化する側に向ける処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:六君子湯りっくんしとう四君子湯しくんしとう参苓白朮散じんりょうびゃくじゅつさん

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この処方が合うかは、
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