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気を補う

参苓白朮散じんりょうびゃくじゅつさん

山薬・扁豆・蓮肉──「食べものに近い生薬」を重ねた、いちばんおだやかな補い方。

参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)のイメージ

処方の骨格 ── 10

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

名前の参・苓・朮は、人参・茯苓・白朮のこと。そこに山薬(やまいも)・扁豆(豆)・蓮肉(はすの実)・薏苡仁(はとむぎ)と、食べものに近い生薬を重ねているのが最大の特徴です。弱った胃腸に強い薬を入れるのではなく、消化しやすいもので少しずつ底上げする──という発想の処方です。

人参・白朮・茯苓・甘草(四君子湯の骨格)が気を補い、山薬・扁豆・蓮肉が脾を支え、薏苡仁が余分な湿をさばく。慢性的な軟便・下痢と食の細さに、古くから使われてきました。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、下痢の脾胃虚弱ひいきょじゃくの代表格として、また花粉症・アレルギーの脾虚湿盛ひきょしっせいの証で登場します。攻める要素がほとんどない、「補う」に徹した処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:六君子湯りっくんしとう啓脾湯けいひとう補中益気湯ほちゅうえっきとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

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