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気を巡らせる

保和丸ほわがん

食べすぎ・飲みすぎの停滞を「捌く」処方。補うのではなく、減らして流す方向。

保和丸(ほわがん)のイメージ

処方の骨格 ── 7

この処方に甘草は含まれません。

01この処方の考え方

「保和」=胃の和を保つ。宴会や年末年始のように食べすぎ・飲みすぎが続くと、東洋医学では未消化のものが胃に停滞した状態(食積しょくせき)と見ます。保和丸は、その停滞を消して下ろすために組まれた、約700年前の『丹渓心法』に載る処方です。

主役は山楂子──肉や脂の停滞を消すとされてきた生薬で、麹を発酵させた神麹、大根の種の莱菔子と、「消化を助ける」生薬が3つ並ぶめずらしい構成です。半夏・陳皮・茯苓が余分な水気を捌き、連翹がこもりかけた熱を冷まします。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、胃の不調のうち飲食停滞いんしょくていたいの証で登場します。弱って動かない胃ではなく、入れすぎて詰まった胃に向けた処方として書いています。日本では医療用エキス製剤が少ないため、取り扱いのある漢方薬局・医療機関での相談になります。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:平胃散へいいさん半夏瀉心湯はんげしゃしんとう六君子湯りっくんしとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

いくつかの質問に答えると、あなたの不調を
東洋医学の視点から言葉にします。

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