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水をさばく

越婢加朮湯えっぴかじゅつとう

温める麻黄と冷やす石膏の組み合わせで、「熱をもった水」をさばく処方。

越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)のイメージ

処方の骨格 ── 6

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

むくみや腫れのなかでも、熱感・赤み・強いかゆみをともなうもの──東洋医学が「熱をもった水の停滞」と読む状態に使われてきた処方です。ベースの越婢湯に、水をさばく朮を加えたのが名前の由来。発散させる麻黄と、冷ます石膏を対にするのが核になっています。

麻黄・石膏の対に、蒼朮が水をさばき、生姜・大棗・甘草が胃を守って調える6味。「散らす・冷ます・さばく」を最小限の生薬で担う骨格です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、花粉症・アレルギーの風熱ふうねつ、腰痛の湿熱蘊結しつねつうんけつの証で登場します。炎症・熱感が前に出ているときに挙がる処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:葛根湯かっこんとう小青竜湯しょうせいりゅうとう防已黄耆湯ぼういおうぎとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

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