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気を巡らせる

調胃承気湯ちょういじょうきとう

大黄・芒硝・甘草の3味だけ。承気湯類のなかで、いちばん穏やかに「下す」処方。

調胃承気湯(ちょういじょうきとう)のイメージ

処方の骨格 ── 3

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

「承気」=気の流れを承(う)けて通す。詰まって熱をもった腸を大黄と芒硝で下して通す処方群(承気湯類)のなかで、甘草を加えて勢いを緩めたのがこの処方です。名前の「調胃」には、攻めながらも胃腸を調える、という設計意図が読み取れます。

大黄が下し、芒硝が硬くなった便を軟らげ、甘草が2つの勢いにブレーキをかける。3味だけの、役割分担のはっきりした構成です。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、便秘のうち熱秘ねっぴの証で登場します。麻子仁丸・大黄甘草湯と並べて、熱の勢いが強く、お腹の張りと口の渇きをともなうときに挙がる処方として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:麻子仁丸ましにんがん大黄甘草湯だいおうかんぞうとう桃核承気湯とうかくじょうきとう

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