無料・3分もう一度調べる

RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 便秘。東洋医学で調べると、こう考えられます

熱秘ねっぴ腸胃積熱ちょういしゃくねつ

腸に熱がこもり、うるおいが焼かれて便が固まっている状態

体にこもった熱が腸の水分を乾かし、便がかたく動かなくなっている——数日出ないうちに便がコロコロと乾き、お腹が張って苦しくなる状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで腸に熱がこもって水分が奪われ、便が乾いて出にくくなっている状態です。
からだの状態腸胃積熱ちょういしゃくねつ ── 熱が腸にこもり、便をすべらせるうるおいが足りていません。
特徴的なサイン便がかたくコロコロお腹が張って苦しい口の渇き・口臭顔がほてる
整える方向こもった熱を冷まし、腸をうるおす。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、便が下りていくには腸に十分なうるおいがあることが前提だと考えます。水路に水が流れていれば船は進み、水が干上がれば船は動かない——そういう見立てです。

あなたは、体にこもった熱がそのうるおいを乾かしている状態。便がかたくコロコロと乾く・数日出ない・お腹が張って苦しいという形で出ます。顔のほてり、口の渇きや口臭、尿の色が濃いが重なるのが、この証のいちばん分かりやすい目印です。

熱が腸の水分を焼き、便が乾いて動かなくなる。この状態を 熱秘ねっぴ、その背景を 腸胃積熱ちょういしゃくねつ と呼びます。

熱秘の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、熱秘ねっぴ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの便秘がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

便がかたく、コロコロしている3日以上出ない日が続くお腹が張って苦しい口が渇く・口臭が気になる顔がほてる・のぼせる尿の色が濃い肛門が切れる・出血することがある舌が赤く、黄色い苔がつく
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、体に熱を足し続ける食べ方と飲み方から。思い当たるものはありますか。

  1. 01辛いもの・脂っこいもの・濃い味つけこの証でいちばん多い背景です。東洋医学では、こうした食事が体の中に熱を生み、腸のうるおいを乾かしていくと考えます。
  2. 02お酒の習慣アルコールは体を温め、乾かす方向にはたらきます。晩酌が毎日続く時期に悪化しやすい要因です。
  3. 03水分が足りていない汗をかく季節や、コーヒー・お茶ばかりで水を飲まない生活が続くと、便に回る水分が確保できなくなります。
  4. 04肉中心・野菜が少ない食事腸を通していく材料が入ってこないうえ、熱を生みやすい食事に偏ることになります。
  5. 05ほてりやすい体質・熱のこもる時期もともと暑がりの方、風邪のあとや発熱後などは、一時的にこの状態へ傾きやすくなります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(熱秘ねっぴ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

かたいのは、乾いたから。鍼灸ではそう考えます。

だからこの証で、お腹を温めるお灸は主役になりません。

この証の便秘は、腸の力が落ちて出ないのではなく、こもった熱が便を乾かして固めているタイプ。鍼灸では、熱を下へ降ろしながら、大腸のはたらきに関わるとされるツボで通りをつける、という順番で組み立てます。なお、便秘は大規模な比較試験で電気鍼が偽の鍼を上回ったという報告がある一方、研究が一部の施設に偏っているという限界も指摘されています。選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • お腹と前腕のツボを使う天枢てんすう(へその両脇)・支溝しこう(前腕)・上巨虚じょうこきょ(すねの外側)が中心。熱が強いときは曲池きょくち(ひじ)を加えて降ろす狙いです。
  • 灸は控えめ、鍼が中心になる熱が主体の証のため、温める施術は控えめに組まれます。冷えて動かないタイプの便秘(気虚秘)とは、方針がちょうど逆になります。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後お腹に直接手を当て、張り方やガスのたまり方を診てから施術に入る院が多く見られます(自費)。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。排便の回数・便のかたさ・お腹の張り・残便感を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし辛いもの・お酒が続くかぎり戻りやすいため、施術と食習慣の見直しはセットで。院は大腸内視鏡を受けたことがあるかを確認したうえで施術を組んでくれるかお腹を直接診てくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「便がかたくて数日出ない。お腹が張り、ほてりや口の渇きもある」。大腸カメラを受けたことがあればその時期と結果、いま使っている便秘薬の名前と使用頻度をメモしていくと、初回の問診が早く深くなります。

便に血が混じる、便が細くなった、急に便秘になった、という場合は施術より先に消化器内科を受診してください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

便秘の漢方は、下ろす力が処方ごとに別物です。

大黄甘草湯と麻子仁丸を、同じ強さで考えないでください。

この証には「熱を冷ます」「腸をうるおす」「便を下ろす」を組み合わせた処方が使われてきました。ただし便秘の漢方は、下ろす力の強さが処方ごとにまったく違います。強いものほど短期で使うものとされ、自己判断で選ぶのがいちばん危ない領域でもあります。

この状態に使われてきた処方

麻子仁丸ましにんがん
この証の代表格。腸の乾きが背景にあり、コロコロした便が続くときに古くから用いられてきました。
大黄甘草湯だいおうかんぞうとう
便を下ろす力が前に出た、構成のシンプルな処方。市販の便秘薬にも配合されています。
調胃承気湯ちょういじょうきとう
熱の勢いが強く、お腹の張りと口の渇きをともなう場合に挙がることがあります。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)麻子仁丸・大黄甘草湯はいずれも保険適用のエキス製剤があり、内視鏡の結果や他の薬もふまえて相談できます。

便秘に対する処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。ただし下ろす方向の処方を長く続けるものではないため、区切りを決めて相談先へ戻り、方針を見直してください。

大黄やセンナ(センノシド)を含むものは、飲み続けるほど効きにくくなり、量が増えていきやすいことが知られています。長く使ううちに自分で出す力が落ちたり、大腸の粘膜が黒ずむ(大腸メラノーシス)こともあります。市販の便秘薬の多くがこの仲間です。「出ないから足す」を繰り返さず、毎日使っている場合は一度、医師か薬剤師に相談してください。 妊娠中の方、授乳中の方、体力が落ちている方、冷えが強い方には向かないことがあります。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「熱秘・腸胃積熱タイプの便秘と出た」。便の形とかたさ、出ない日数、いま使っている便秘薬の名前と、何日おきに使っているか、飲酒量、いま飲んでいる薬とサプリ、妊娠・授乳の有無を必ず伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。同じ便秘でも合う処方は体質でまったく変わります。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。大黄(だいおう)を含む処方(大黄甘草湯・調胃承気湯・麻子仁丸)は、下痢や腹痛が出ることがあり、長く連用するものではありません。妊娠中・授乳中は相談が必要です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

熱秘という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

  • 無料
  • 登録不要
  • しつこい営業はしません
  • 3営業日以内に返信
SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「熱を足さない、うるおす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、起きてすぐコップ1杯の水を飲むことから。この証には、水分の確保がいちばん響きます。

食べ物・飲み物

冷まして、うるおして、押し出す

熱の供給を止めながら、水分と食物繊維を入れます。何を足すかと同じくらい、何をやめるかが響きます。

  • とりたい水(1日1.2L目安)・バナナ・こんにゃく・ごぼう・海藻・大根・トマト・オリーブオイル少量
  • 控えたい唐辛子・にんにく・お酒・揚げ物・濃い味つけ・コーヒーの飲みすぎ
生活リズム

出る時間を、決めてつくる

腸は習慣で動きます。出す努力より、出やすい時間を毎日用意するほうが確実です。

  • やりたい起床後に水を1杯/朝食をとってから5〜10分トイレに座る/日中に20分歩く
  • 控えたい便意を我慢する/スマホを見ながら長くいきむ/刺激性下剤を毎日使う/夜更かし
ツボ

お腹と腕から、通りをつける

大腸のはたらきに関わるとされるツボです。息を吐きながら、ゆっくり押します。

  • この証に天枢てんすう(へその両脇・指3本分)・支溝しこう(手首の甲側から指4本上)・上巨虚じょうこきょ(すねの外側)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

熱を冷まし腸をうるおす処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に麻子仁丸ましにんがん大黄甘草湯だいおうかんぞうとう調胃承気湯ちょういじょうきとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの水分と食事を変えると比較的早く動く証です。まず2週間、水の量と朝のトイレ習慣を見直して「便のかたさ・お腹の張り・残便感」が動くかを観察してみてください。回数より、便の形が先に変わります。
こんなときは、まず医療機関へ便に血が混じる・黒いタール状の便が出る/便が細くなった・形が変わった/これまで快便だったのに急に便秘になった/思いあたる理由なく体重が減っている/40〜50歳以降ではじめて便秘が続くようになった。いずれかに当てはまる場合は、まず消化器内科で大腸内視鏡(大腸カメラ)を受けてください。 大腸がんやポリープが便の通り道を狭くしていることがあり、これは検査ではじめて分かります。また、強い腹痛と吐き気をともなって、便もガスもまったく出ない場合は腸閉塞の可能性があるため、すぐに救急を受診してください。市販の便秘薬(とくにセンナ・大黄などの刺激性下剤)を毎日使い続けている方は、そのことも必ず医師に伝えてください。標準治療を受けている方は、続けながらご相談ください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

NEXT

もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では気秘きひも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →