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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 便秘。東洋医学で調べると、こう考えられます

気秘きひ肝脾気滞かんぴきたい

緊張で、腸を押し出す動きがせき止められている状態

ストレスで気の巡りが止まり、便を送り出す動きまで滞っている——便意はあるのに出きらず、残便感ばかりが残る便秘と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで気の巡りが滞り、腸を押し出す動きが止まっている状態です。
からだの状態肝気鬱結かんきうっけつ ── 感情の緊張が、そのまま腸の動きを止めています。
特徴的なサイン便意はあるのに出きらない残便感が強いお腹・わき腹が張るゲップやおならが多い
整える方向気の巡りを開き、腸の動きを取り戻す。
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いま、からだで起きていること

東洋医学では、腸が便を押し出す動きは「」の巡りに支えられていると考えます。気がのびのび流れていれば便は自然に下り、どこかでせき止められると、たまっていても動かなくなります。

あなたは、緊張やストレスで気の流れが止まっている状態。便意はあるのに出きらない・少ししか出ない・残便感が残るという形で出ます。忙しい時期や出張・旅行でひどくなり、休みの日にはすっと出ることがあるのが、この証の目印です。便秘と下痢を交互に繰り返すのも、この証でよく見られます。

巡るはずの気がせき止められると、便もその場で止まる。この状態を 気秘きひ、その背景を 肝脾気滞かんぴきたい と呼びます。

気秘の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、気秘きひ)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの便秘がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

便意はあるのに出きらない残便感が強いコロコロした便と、ゆるい便が交互に出るお腹やわき腹が張るゲップ・おならが多いため息が出る・胸がつまる感じストレスがかかると悪化する肩や首がこりやすい
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、気を張り続ける環境から。腸だけの問題ではないことが多い証です。

  1. 01強い緊張・我慢が続く環境東洋医学では、感情の巡りを担う「肝」が滞ると、その影響がまっすぐ胃腸に及ぶと考えます。この証でいちばん多い背景です。
  2. 02トイレに行きにくい生活便意を我慢する日が重なると、便意そのものが感じにくくなります。職場や通学のトイレ事情は、意外に大きな要因です。
  3. 03出張・旅行・シフト勤務環境と時間が変わるだけで出なくなるのが、この証の分かりやすい特徴です。
  4. 04食事の時間が不規則腸は食べる時間に合わせて動きます。時間がばらつくと、動くきっかけを失います。
  5. 05月経前の変化ホルモンの変動期は気の巡りが乱れやすく、この状態が強く出る時期があります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(気秘きひ)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

休みの日には出る。それは、腸の力の話ではありません。

施術者は足の甲と脇腹から、こわばりのほうに手を入れます。

この証の便秘は、便が乾いているわけでも、力が足りないわけでもありません。動くはずのものが、緊張で止まっているタイプです。鍼灸では、こわばった全身の緊張をゆるめて、腸が自分で動ける状態に戻すことを先に行います。なお、便秘は大規模な比較試験で電気鍼が偽の鍼を上回ったという報告がある一方、研究が一部の施設に偏っているという限界も指摘されています。選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • 足の甲とわき腹を使う太衝たいしょう(足の甲)・期門きもん(肋骨の下)・支溝しこう(前腕)など、滞りを開くとされるツボが中心。お腹だけを触る施術にはなりません。
  • お腹の張りを直接ゆるめる腹部のこわばりを診ながら進める院が多く、施術中にお腹が鳴りだすことがあります。緊張がほどけたサインと説明されます。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後首・肩・背中のこわばりを一緒にゆるめる施術が入ることもあります。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。お腹の張りと残便感を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし原因になっている環境が変わらないと戻りやすい証でもあるため、施術と並行して緊張をほどく手段を持つことが前提になります。院は問診に時間をかけてくれるか話をよく聞いてくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「便意はあるのに出きらず、残便感が強い。忙しい時期にひどくなる」。便秘と下痢を繰り返す場合はその点も、ストレスの心当たりがあれば話せる範囲で伝えておくと、施術方針が定まりやすくなります。

感じ方や合う・合わないには個人差があります。血便や、夜中に目が覚めるほどの腹痛をともなう場合は、施術より先に消化器内科を受診してください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

市販の便秘薬で、下しすぎてしまう人がいます。

この証には四逆散のように、動きの側へ向けた処方が挙がります。

この証には「気の巡りを開く」「お腹の緊張をゆるめる」を組み合わせた処方が使われてきました。便を下ろす力を強めるより、止まっている動きを戻す構成が選ばれる領域です。市販の便秘薬で効かない・効きすぎて下痢になる、という方が多いのもこの証の特徴です。

この状態に使われてきた処方

四逆散しぎゃくさん
緊張でお腹がこわばり、みぞおちやわき腹が張るタイプに古くから用いられてきました。
大柴胡湯だいさいことう
体格がしっかりしていて、わき腹の張りと便秘が強い場合に。大黄を含み、下ろす力もあわせ持つ処方です。
加味逍遙散かみしょうようさん
気の滞りに、気分の波や月経前の不調が重なるときに挙がります。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)四逆散・大柴胡湯・加味逍遙散はいずれも保険適用のエキス製剤があり、費用を抑えやすい領域です。

巡りを開く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。

大柴胡湯のように大黄を含む処方は、体力が落ちている方・冷えが強い方・下痢しやすい方には向かないことがあります。強く下ろしすぎると、かえって腹痛やだるさが出ることもあります。妊娠中・授乳中の方は自己判断で使わず、必ず専門家に相談してください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「気秘・肝脾気滞タイプの便秘と出た」。どんなときに悪化するか(仕事・旅行・月経前など)、便秘と下痢を繰り返すかどうか、いま使っている便秘薬、飲んでいる薬とサプリをあわせて伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(大柴胡湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。山梔子(さんしし)を含む処方(加味逍遙散)を長く飲み続けると、腸間膜静脈硬化症という腸の血管の障害が起こることがあります。全国調査(222例)では服用5年以上が92.6%を占め、20.8%が最終的に手術に至っていました。長期の連用は避け、定期的に見直してください。大黄(だいおう)を含む処方(大柴胡湯)は、下痢や腹痛が出ることがあり、長く連用するものではありません。妊娠中・授乳中は相談が必要です。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

気秘という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「ためない、流す」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、便意を感じたら我慢せず、その場でトイレに行くことから。この証では、そこがいちばんの分かれ目です。

食べ物・飲み物

巡りを助ける、香りのあるものを

量を増やすより、詰まりをゆるめる方向が向きます。香りのよい食材が滞りを動かすとされます。

  • とりたい柑橘類・しそ・みょうが・セロリ・ミントティー・らっきょう・キャベツ・温かいスープ
  • 控えたい早食い・ながら食べ・不規則な食事時間・お酒・食物繊維のとりすぎ(張りが強いとき)
生活リズム

緊張を、日中にほどく

腸の緊張は、心の緊張とつながっています。ゆるめる時間を意識してつくります。

  • やりたい深く長い呼吸を10回/日中に20分歩く/へそ周りを時計回りにさする/朝食後にトイレに座る
  • 控えたい便意を我慢する/トイレを我慢する環境を放置する/寝る直前まで仕事/長時間のいきみ
ツボ

足の甲とわき腹から、ゆるめる

滞りを開くとされるツボです。少し痛いくらいの強さで、息を吐きながら押します。

  • この証に太衝たいしょう(足の甲・親指と人差し指の間)・支溝しこう(前腕)・期門きもん(乳頭の下・肋骨のきわ)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

気の巡りを開く処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に四逆散しぎゃくさん大柴胡湯だいさいことう加味逍遙散かみしょうようさん
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの環境が変わると、その週のうちに動くこともある証です。ただし緊張が戻れば症状も戻ります。まず2週間、便意を我慢しないことと日中の運動を続けて「残便感・お腹の張り」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ便に血が混じる・黒いタール状の便が出る/便が細くなった・形が変わった/これまで快便だったのに急に便秘になった/思いあたる理由なく体重が減っている/40〜50歳以降ではじめて便秘が続くようになった。いずれかに当てはまる場合は、まず消化器内科で大腸内視鏡(大腸カメラ)を受けてください。 大腸がんやポリープが便の通り道を狭くしていることがあり、これは検査ではじめて分かります。夜中に目が覚めるほどの腹痛や、便もガスも出ない強い腹痛と吐き気がある場合は、腸閉塞などの可能性があるためすぐに受診してください。なお、ストレスで便秘と下痢を繰り返す状態は、西洋医学では過敏性腸症候群と診断されることがあります。まず検査で他の病気を除いてもらうことが、この証では順番として先になります。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では気虚秘ききょひも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

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