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心を鎮める・養う

竹茹温胆湯ちくじょうんたんとう

名前に「温」とありますが、実は冷ます側。竹の内皮で、胸のざわつきをさばく処方。

竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)のイメージ

処方の骨格 ── 13

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。甘草はほかの漢方・市販薬との重複に注意してください。

01この処方の考え方

竹茹は、竹の茎の外皮をけずった内側の層。東洋医学ではこもった熱と痰をさばく生薬とされます。「温胆」という名前ですが実際の設計は逆で、胆(決断や眠りを支える臓とされます)にたまった熱をさばく方向──名前と中身がねじれた、めずらしい処方です。ベースの温胆湯に、柴胡・黄連など冷ます生薬を重ねています。

半夏・陳皮・茯苓・枳実が停滞(痰)を動かし、竹茹・黄連が熱を冷まし、麦門冬・人参がうるおいと力を足す。かぜのあとに咳が残って眠れない、という状態にも古くから使われてきました。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、動悸の痰火擾心たんかじょうしん、不眠の痰熱内擾たんねつないじょうの証で登場します。どちらも「停滞が熱をもって心を騒がせる」という見立てで、熱の要素が強い側の代表として書いています。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:温胆湯うんたんとう柴胡加竜骨牡蛎湯さいこかりゅうこつぼれいとう半夏厚朴湯はんげこうぼくとう

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この処方が合うかは、
証で変わります

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