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RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 不眠。東洋医学で調べると、こう考えられます

痰熱内擾たんねつないじょう

余分な水分と熱がこもって、心を騒がせている状態

うまく捌けなかった水分が体に停滞し、そこに熱がこもって心を落ち着かなくさせている——胃が重く、頭がすっきりしないまま眠れない状態と考えられます。

調べてわかったことSUMMARY
ひとことで余分な水分(痰)と熱が体にこもり、眠りを妨げている状態です。
からだの状態痰熱たんねつ ── 消化しきれなかったものが停滞し、熱を持っています。
特徴的なサイン胃が重い頭が重くすっきりしない痰が多い口がねばる
整える方向停滞を捌き、熱を冷ます。
01

いま、からだで起きていること

東洋医学では、消化しきれなかった飲食物が体内で滞ったものを「」と呼びます。実際の痰だけでなく、体にたまった余分な水分や老廃物の総称です。

この停滞に熱が加わると、胃のあたりが重く張り、頭がぼんやりして、寝ようとしても心が落ち着かない状態になります。眠りが浅い・悪夢を見る・朝すっきりしないという形で出やすいのがこの証です。

胃に停滞があると、眠りは浅くなる。古典に「和せざれば、則ち臥は安からず」とあり、これを 痰熱内擾たんねつないじょう と呼びます。

痰熱内擾の人に、よくあらわれるサイン

下にあげたのは、痰熱内擾たんねつないじょう)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの不眠がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。

眠りが浅い悪夢を見る胃もたれ・お腹の張り頭が重い痰・のどのつまり感口がねばる・口臭体が重だるい舌に厚い苔
02

なぜ、この状態に傾くのか

多くは、食べ方と飲み方から。心当たりはありませんか。

  1. 01遅い時間の食事寝る直前に食べると、消化が終わらないまま横になることになります。この証でいちばん多い原因です。
  2. 02脂っこいもの・甘いもの・アルコール捌ききれずに停滞しやすく、そこに熱がこもります。
  3. 03食べすぎ・早食い処理能力を超えた量は、そのまま体内に残ると考えます。
  4. 04運動不足体を動かさないと停滞が動かず、たまったままになります。
  5. 05湿度の高い環境・梅雨時外の湿気も体の停滞に影響すると考え、季節で悪化することがあります。
03

整えかた ── あなたに合うアプローチ

検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。

いま取れる方法は2つ。あなたの証(痰熱内擾たんねつないじょう)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。

01鍼灸院で施術を受ける

眠りの話の前に、胃の話をします。

夜中の悪夢を、消化器の側から読む見方です。

この証は、消化器の停滞が眠りを妨げているタイプ。鍼灸では、胃腸のはたらきを助けて停滞を動かし、こもった熱を降ろすという順番で組み立てます。なお、不眠と鍼灸の研究は数こそ多いのですが、主観的な眠りの質は良くなる一方、実際の睡眠時間は偽の鍼と変わらないという報告もあり、結論は定まっていません。体質の側から眠りを見直す選択肢のひとつ、という位置づけで考えてください。

施術では、こんなことをします

  • お腹まわりと足を使う豊隆ほうりゅう(すねの外側)・中脘ちゅうかん(みぞおちとへその間)・内関ないかんなど、停滞を捌くとされるツボが中心です。
  • お腹を直接ゆるめる施術が入りやすい腹部のこわばりを診ながら進める院が多く、施術後に胃の軽さを感じることがあります。
  • 1回40〜60分/5,000〜8,000円前後食事の内容を細かく聞かれることが多い証です。

通う頻度と、院の選び方

通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。胃の重さ・頭のすっきり感・眠りの深さを書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし食べ方が変わらないと戻りやすいため、施術と生活の見直しは必ずセットで。院は問診に時間をかけてくれるか胃腸の状態もあわせて診てくれるかで選んでください。

予約時に、こう伝えるとスムーズ「胃が重く、眠りが浅い。朝すっきりしない」。夕食の時間と内容をメモしていくと、原因の切り分けが早くなります。

感じ方や合う・合わないには個人差があります。施術後に強い痛みやだるさが続く場合は、続けずに院へご相談ください。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。

02漢方を相談する

減らす方向から組まれた処方です。

補うのではなく、たまったものを先に捌く順番をとります。

この証には「痰を捌く」「熱を冷ます」「胃のはたらきを整える」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく、余分を減らす方向の構成になります。

この状態に使われてきた処方

温胆湯うんたんとう
この証の代表格。眠りが浅い・悪夢・胃の重さ・不安感が重なるときに挙がります。
竹茹温胆湯ちくじょうんたんとう
熱の要素が強く、痰やのどの不快、微熱感をともなう場合に。
半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
のどのつまり感や、気分の塞ぎが前に出ているとき。

相談先は、大きく2つ

  • 漢方薬局・漢方専門の薬剤師じっくり問診して証から組み立てます。種類の幅は広い一方、自費のため月1〜3万円程度かかることも。
  • 漢方にくわしい医師(保険診療)竹茹温胆湯・半夏厚朴湯は保険適用のエキス製剤があります。

捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。そのうえで、必ず方針を見直してください。

相談時に、こう伝えるとスムーズ「痰熱内擾タイプの不眠と出た」。夕食の時間・飲酒量・便通・胃もたれの頻度をあわせて伝えてください。

ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。なお、麻黄(まおう)を含む処方(葛根湯・小青竜湯など)は、副作用として不眠を起こすことがあります。風邪や鼻炎で処方されているものがあれば、あわせて伝えてください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。

ここから先は、ひとりで抱えなくて大丈夫です

痰熱内擾という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。

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  • しつこい営業はしません
  • 3営業日以内に返信
SELF CARE

相談先が決まるまで、今日からできること

キーワードは「胃を空にして寝る」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夕食を寝る3時間前までに終えることから。この証には、これがいちばん響きます。

食べ物・飲み物

停滞を、増やさない

何を食べるか以上に、いつ・どれだけ食べるかが響く証です。腹八分を守ります。

  • とりたい大根・はと麦・冬瓜・海藻・きのこ・そば・温かいスープ
  • 控えたい揚げ物・生クリーム・甘いもの・お酒・寝る前の食事・冷たい飲みもの
生活リズム

動かして、捌く

停滞は動かさないと動きません。汗をかく程度の運動が、この証には直接響きます。

  • やりたい夕食後に20分歩く/汗ばむ運動を週2〜3回/部屋の湿気を下げる
  • 控えたい食後すぐ横になる/夜食/座りっぱなしの一日
ツボ

すねとお腹から、動かす

停滞を捌くとされるツボです。少し強めに、ゆっくり押します。

  • この証に豊隆ほうりゅう(すねの外側)・中脘ちゅうかん(みぞおちとへその間)・内関ないかん(手首)
ツボの位置と押し方を見る →
漢方

選択肢として、知っておく

停滞を捌き熱を冷ます処方が、この状態には使われてきました。購入前に、まず何があるかだけ。

  • この証に温胆湯うんたんとう竹茹温胆湯ちくじょうんたんとう半夏厚朴湯はんげこうぼくとう
処方ごとの解説を見る →
04

この結果を読むときに

特定の院・特定の薬をすすめる立場ではありませんここに書いたのは「この証で選択肢に挙がりやすいもの」であり、あなたへの指定ではありません。同じ症状でも合うものは人によって変わり、合わない方もいます。
変化は、数週間〜数ヶ月かけて見るもの食べ方を変えると比較的早く動く証です。まず2週間、夕食の時間と量を見直して「胃の重さ・朝のすっきり感・眠りの深さ」が動くかを観察してみてください。
こんなときは、まず医療機関へ眠れない状態が数週間続く/日中の強い眠気で生活に支障が出る/胃の痛みや体重減少をともなう/飲み込みにくさ、黒い便がある。消化器の病気が隠れている場合があります。自己判断せず受診してください。 なお、ここに挙げたものがどれも当てはまらなくても、重い病気がないと確かめられたわけではありません。症状が続く、くり返す、だんだん悪くなるという場合は、そのつど医療機関にご相談ください。

※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。

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もうひとつの可能性も、読んでみませんか

今回の結果では心胆気虚しんたんききょも候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。

別の不調を調べる →