RESULT ─ 調べた結果

あなたの不調は 動悸。東洋医学で調べると、こう考えられます
= 余分な水分と熱がこもって、心を騒がせている状態
捌ききれなかったものが体に停滞し、そこに熱がこもって心をかき乱している——胃が重く頭がすっきりしないまま、胸が騒いで落ち着かない状態と考えられます。

東洋医学では、消化しきれなかった飲食物が体内で滞ったものを「痰」と呼びます。実際の痰だけでなく、体にたまった余分な水分や老廃物の総称です。
この停滞に熱が加わると、胸のあたりが騒がしくなり、動悸として感じられます。食後や飲酒の後に動悸が強まる・胃が重い・頭がぼんやりする・口がねばるが重なるのが目印。他の3証が「足りない」のに対し、この証は余っているものが暴れているタイプです。
停滞に熱が加わると、心はざわつく。この火が心をかき乱す状態を 痰火擾心 と呼びます。
痰火擾心の人に、よくあらわれるサイン
下にあげたのは、痰火擾心(たんかじょうしん)の状態にある人に、よくみられる体のサインです。あてはまる数が多いほど、あなたの動悸がこの証に近いと考えられます。すべてが出るとは限りません。
多くは、食べ方と飲み方から。心当たりはありませんか。
検査では異常なし。それでも、つらさは確かにある。ここから先の選択肢を、中立の立場で整理します。
いま取れる方法は2つ。あなたの証(痰火擾心)に対して、考え方の違う2つの道筋として並べています。ただし先に循環器内科で心電図を受けてください。飲酒後の動悸は、不整脈が背景にあることもあります。
動悸に鍼灸の系統的レビューはありません。そして何より、循環器の検査が先です。

この証は、消化器の停滞と熱が心を騒がせているタイプ。鍼灸では、胃腸のはたらきを助けて停滞を動かし、こもった熱を降ろすという順番で組み立てます。補う3証とは違い、減らす方向の施術になります。なお、動悸について鍼灸の系統的レビューは見当たりません。まず心臓の検査を受けることが先で、ここに書くのは「効くという根拠」ではなく、東洋医学が動悸をどう読むかという考え方です。
通う回数と費用は院によって違うため、初回に見通しを確認してください。胃の重さ・頭のすっきり感・動悸の回数を書き留めておくと、続けるかどうかを自分で判断する材料になります。ただし飲み方と食べ方が変わらないと戻りやすいため、施術と生活の見直しは必ずセットで。院は胃腸の状態もあわせて診てくれるかで選んでください。
予約時に、こう伝えるとスムーズ「食後やお酒のあとに動悸がする。胃も重い」。飲酒量と夕食の時間をメモしていくと、原因の切り分けが早くなります。心電図の結果があれば持参してください。
飲酒後に脈が乱れる動悸は、心房細動などの不整脈で起こることがあります。まず循環器内科で心電図を受けてください。 感じ方や合う・合わないには個人差があります。 施術のあとは、刺したところの内出血やあざ、一時的なだるさが出ることがあります。日本の8施設・2,180名(14,039回の施術)を追った調査では、報告された有害事象は6.03%で、その大半が皮下出血でした。頻度は低いものの、気胸(肺に鍼が達してしまう)や感染の報告もあります。使い捨ての鍼か、衛生管理はどうかを確認し、血をさらさらにする薬を飲んでいる/妊娠している可能性がある/ペースメーカー等を入れている/感染症がある場合は、必ず施術前に申告してください。施術後に強い眠気が出た報告もあるため、直後の運転は控えてください。
温胆湯・竹茹温胆湯。たまった熱を捌くために使われてきました。

この証には「痰を捌く」「熱を冷ます」「胃のはたらきを整える」を組み合わせた処方が使われてきました。補う方向ではなく、余分を減らす方向の構成になります。
捌く方向の処方をどのくらい続けるかは、相談先によって考え方が違います。いつまで飲むのか、どこで見直すのかを、最初に確認しておいてください。長く続けるものではないため、区切りを決めて必ず方針を見直してください。
停滞を捌き熱を冷ます処方は、冷えが強い方・体力が落ちている方・食が細い方には向かないことがあります。 強く冷やしすぎると、かえって疲れや下痢が出ることもあります。
相談時に、こう伝えるとスムーズ「痰火擾心タイプの動悸と出た」。夕食の時間・飲酒量・便通・胃もたれの頻度と、いま飲んでいる薬をあわせて伝えてください。
ここに挙げたのは「この証で話題に出やすい処方」であって、あなたに合う処方の指定ではありません。名前が近いというだけで自己判断せず、専門家に相談してください。 漢方薬にも副作用があります。日本で医薬品として認可されている漢方薬の7割以上に甘草(かんぞう)が含まれ、量が増えるほど偽アルドステロン症(血圧の上昇、手足の力が入らない、こむら返り、むくみ、体重増加)が起こりやすくなります。文献調査では甘草1日1gで1.0%、6gで11.1%と報告され、入院相当の健康被害として国の救済制度で認定された例もあります。黄芩(おうごん)を含む処方(柴胡加竜骨牡蛎湯)では肝障害が知られ、漢方薬による間質性肺炎(発熱・から咳・息切れ)の報告もあります。なお、麻黄(まおう)を含む処方(葛根湯・小青竜湯など)は、副作用として動悸を起こすことがあります。風邪や鼻炎で処方されているものがあれば、あわせて伝えてください。他の薬・サプリメントとの飲み合わせもあります。いま飲んでいるものを、すべて伝えてください。
痰火擾心という見立てをふまえて、次にどこへ相談すればよいか、 いま何から始めるとよいかを、無料でお返しします。あてはまるものを選んでください。
キーワードは「入れる量を減らして、動かす」。全部やる必要はありません。まず一つだけなら、夜のお酒をやめてみることから。この証には、これがいちばん響きます。
食べ物・飲み物何を食べるか以上に、いつ・どれだけ食べるかが響く証です。腹八分を守ります。
生活リズム停滞は動かさないと動きません。ただし息が切れるほどの運動は避け、汗ばむ程度で。
ツボ停滞を捌くとされるツボです。温めず、少し強めにゆっくり押します。
※これは東洋医学の考え方に基づく情報提供で、医療上の診断ではありません。
もうひとつの可能性も、読んでみませんか
今回の結果では心陰虚も候補として出ています。あてはまる部分が多ければ、そちらも読んでみてください。