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熱を冷ます

辛夷清肺湯しんいせいはいとう

辛夷はコブシのつぼみ。「肺を清める」の名のとおり、熱をもった鼻づまりを冷ます処方。

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)のイメージ

処方の骨格 ── 9

朱色は、注意して付き合いたい生薬です。くわしくは下の「気をつけること」へ。

01この処方の考え方

辛夷はコブシやモクレンの花のつぼみで、古くから鼻の通りを開く生薬とされてきました。処方名は「辛夷で、肺(東洋医学では鼻とつながる系統)を清める」。水っぽい鼻水の冷えタイプではなく、鼻の中が乾いて熱く、強く詰まるタイプに向けた設計です。

辛夷が通りを開き、石膏・知母・黄芩・山梔子が熱を冷まし、麦門冬・百合がうるおいを足す。冷やしながら、乾きすぎないようにうるおすというバランスで組まれています。

02こんな状態に使われてきました

結果ページでは、花粉症・アレルギーの風熱ふうねつの証で登場します。水っぽい鼻水に使われる小青竜湯しょうせいりゅうとうとは中身が正反対の処方で、鼻の中の熱感・乾きが手がかりです。

03気をつけること

04どこで相談できるか

医療用(保険診療の医師の処方)と、一般用(薬局・ドラッグストア)があります。同じ処方名でも生薬の配合量が違うことがあり、選ぶプロセスも異なります。くわしくは Q&A の「漢方は、どこで相談できますか?」「市販の漢方と、病院の漢方は違うものですか?」へ。

出典

このページは処方の解説であり、服用のすすめではありません。漢方薬は証(からだの状態)に合わせて選ぶ薬です。購入・服用の前に、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。

この処方が登場する証

同じ処方でも、どの証で出てくるかで文脈が変わります。あなたの症状に近いものからどうぞ。

関連する処方:越婢加朮湯えっぴかじゅつとう荊芥連翹湯けいがいれんぎょうとう小青竜湯しょうせいりゅうとう

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